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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

ネパール編 Vol.2 「ヒマラヤの大自然を満喫したよ!」

ネパールのクムジュン村

 世界最高峰のヒマラヤ山脈から標高70mのカンチャン・カランまで、幅広い標高を持つネパールの民族や風土はバラエティーに富んでいます。

 今回私とペコちゃんは、ヒマラヤ山岳の標高3,800mに暮らしているシェルパ族を訪ねました。

 シェルパ族の村であるクンブ地方のクムジュン村までの道のりは、なかなかハードです。

 まず首都カトマンズからルクラという町まで小型飛行機で行くのですが、実はルクラにある「テンジン・ヒラリー空港」は世界一離着陸が難しいと言われています。
 1本しかない滑走路の全長は460mと世界有数の短さで、幅はたったの20m、しかも勾配12%の急な坂道になっています。ギリギリの長さしかない滑走路の先に待ち構えているのは、着陸時には高い山で、離陸時には深さ600mの谷!さらに周囲を8,000m級の山々に囲まれているために気流が不安定になっているという、なんともパイロット泣かせな空港なのです。

 心臓が飛び出しそうな飛行を終えた後は、クムジュン村を目指して「エベレスト街道」と呼ばれる山道を3日間かけて歩きます。
 ルクラから続くこの「エベレスト街道」はその名の通り、エベレストベースキャンプまで続く道です。周囲の山にアクセスするための玄関口でもあるので、多くの登山者やトレッカーたちが集まっています。

 目的地のクムジュン村には、登山の仕事に関わるシェルパ族がたくさん暮らしています。
 「シェルパ」という言葉は、近年日本でも「山でポーターや荷揚げをする人」という意味で広く知られるようになりましたが、本来は民族の名称です。

 シェルパ族はもともと、ヒマラヤの山岳地帯に住み、チベットと交易していた山岳民族でした。
 1953年5月29日、人類史上初めて、ニュージーランド人のエドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイ・シェルパが世界最高峰8,848mのエベレスト頂上に到達したことをきっかけに、ヒマラヤ地帯で登山の商業化が進みました。
 それに伴って、高地や岩場にめっぽう強いシェルパ族が登山や観光の仕事を担うようになり、「シェルパ」という言葉が違う意味を持って一人歩きしていったのです。

ロッジを経営するソナムさん一家

 クムジュン村に到着した私とペコちゃんがお世話になったのは、ロッジを経営するソナムさん一家。
 お父さんのソナムさんと奥さんのカミさんの2人暮らしです。息子は首都カトマンズにある大学に通っていて、娘は嫁ぎ先のアメリカで暮らしています。

 私はシェルパ族の人々に会うと、どことなく親近感が湧いてしまいます。それは彼らの顔の雰囲気がどことなく日本人に似ている、ということに加えて、彼らが多くの日本人と同じように仏教徒であるためもしれません。ちなみに、ネパールのエベレストは、日本最高峰の富士山と姉妹山提携を結んでいたりします。

 村人の多くは登山ガイドやロッジの経営をしながら、畑でジャガイモなどの野菜を栽培したり、家畜の世話をしたりしています。
 クムジュン村は標高が高いため、酸素が薄くて非常に乾燥している上に、春でも朝と夜の気温は摂氏0度以下という過酷な環境なのですが、周りを取り囲む絶景が農作業の大変さを忘れさせてくれるそうです。

標高6,476mからの景色は、寒さも忘れるほど本当に綺麗だったよ!“ペコより”

 クムジュン村には、人類初のエベレスト登頂に成功したエドモンド・ヒラリー卿が建てた「ヒラリースクール」があります。
 大きなグラウンドがあり、遠方から来る子どもたちのための宿泊施設まで完備されている、立派な学校です。

 ヒラリースクールの子どもたちは、村の重要な働き手でもあります。
 昨年の冬は積雪が少なく、各家の蛇口まで届く水がありません。子どもたちは学校が終わるとすぐに、タンクを抱えて何キロも離れた場所へ水を汲みに出かけていました。

私とペコちゃんも、遠くに出かけてみることにしました。
 クムジュン村の「シェルパ」に案内してもらいながら、ルクラの北東にあるトレッキングピークの中で最も標高の高い山の1つ、標高6,476mのメラピーク登山に挑戦です。
 かかった日数は、15日。
 森林、ジャングル地帯、岩山を山へ谷へと歩くことを繰り返し、最後はキャンプをしながら長い氷河地帯を越えて、8,000m級の山々を見渡せる、メラピークの頂上に到着しました。
 息も絶え絶えの私の目に飛び込んできたのは、宇宙の様に深い青空と、どこまでも続く山稜。
 壮大な景色の中で私は、多種多様な自然と文化を抱くネパールの懐の深さに思いを馳せ、改めて深く感動してしまったのでした。

 次回もネパール編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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