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「日本の各地域の人々の暮らし」に関する調査レポート 2020年4月調査
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    日本の各地域の人々の暮らし 第14回 郷土料理A 2021年5月更新

     このコンテンツでは、不二家ファミリー文化研究所が独自に行った、さまざまなアンケート調査の結果を、毎月皆さんにお届けしています。
     今回不二家ファミリー文化研究所が行ったのは、30代〜50代の既婚女性200名※を対象とした「日本の各地域の人々の暮らし」に関するアンケート。みなさんが過ごした地域の特色や暮らしから見える日本に暮らす人々の「習慣」や「文化」などを調査結果とともに紹介していきます。
     第14回は、「郷土料理A」です。
    ※200名:地元(3歳〜18歳まで過ごした地域)47都道府県から4〜5人

    Q1食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材はありますか? 円・棒グラフ

     はじめに、みなさんに食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材はあるか聞いてみたところ、68%の方があると回答しました。
     食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材が「ある」と回答した方の割合を地方ごとに見てみると、「九州・沖縄地方」の方がもっとも多く82%、以下「北海道・東北」76%、「近畿地方」70%と続いています。一番少なかったのは「関東地方」「北陸・中部地方」58%でした。
     次に食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材が「ある」と回答した方に具体的な内容を教えてもらいました。

    Q2【食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材がある方】食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材はなんですか? 表

     食卓によく並ぶ、地元ならではの料理や食材を聞いたところ、干したスルメイカとにんじんを漬けた「いかにんじん(福島)」、塩鮭の頭、大豆、大根おろし、にんじんを酒粕などと和えた「しもつかれ(栃木)」、ハバノリという海藻を乾燥させた「はんば(静岡)」、魚の代わりに豆腐を使った「とうふちくわ(鳥取)」、高菜の一種のまんばをにんじんや油揚げなどと炊いた「まんばのけんちゃん(香川)」、新鮮な魚の刺身をしょうゆやみりんに漬けた「りゅうきゅう(大分)」など、ほかの地域では耳にしない興味深い料理名がたくさん挙がりました。
     また、挙げられた料理名や食材を見るとその地域の特産として有名なものが挙がっていて、地域ならではの食文化につながっていることがうかがえます。

    Q3ふるさと(故郷)の味、料理はありますか? 円・棒グラフ

     次に、ふるさと(故郷)の味、料理はあるか聞いてみました。すると、65%の方が「ある」と回答しました。
     ふるさと(故郷)の味、料理がある方の割合を地方別に見てみると、「北海道・東北地方」が83%と最も多く、一番少なかったのは「関東地方」52%でした。
     ふるさと(故郷)の味、料理がある方に、具体的な内容を聞いてみました。

    Q4【ふるさと(故郷)の味、料理がある方】ふるさと(故郷)の味、料理を教えてください。 表

     ふるさと(故郷)の味、料理を聞いたところ、じゃがいもと片栗粉で作っただんごに砂糖しょうゆを絡ませた「芋だんご(北海道)」、おにぎりに味噌を塗る「味噌のおにぎり(茨城)」、おにぎりにとろろ昆布をまぶした「とろろ昆布のおにぎり(富山)」、魚の炊き込みごはん「魚ごはん(三重)」、大根とにんじんと豆腐の炒め煮「けんちょう(山口)」、平たいだんごにきな粉をまぶした「やせうま(大分)」など、素朴でどこか懐かしさを感じる料理が挙がりました。
     また、みそ汁やカレー、きんぴらごぼうなど定番の料理も挙がりましたが、定番だからこそ使用する食材や味付けの違いで地元の味を感じられる料理なのかもしれません。

    Q5地元とほかの地域の食の違いを感じたことがありますか? 円・棒グラフ

     次に、地元とほかの地域の食の違いを感じたことがあるか聞いてみたところ、「ある」37%、「ない」63%と違いを感じたことは「ない」方が多いようです。
     食の違いを感じたことが「ある」方の割合を地方ごとに見てみると、「九州・沖縄地方」が52%と最も多く、ほかの地方は半数以下でした。
     食の違いを感じたことが「ある」方に、具体的な内容を聞いてみました。

    Q6【地元とほかの地域の食の違いを感じたことがある方】どんなことで食の違いを感じましたか?

    ※()内 回答者の地元/現住まいの都道府県/年齢

    ・赤飯に甘納豆を入れる。(北海道/福島/49歳)
    ホヤが東海地方にはなかった。(宮城/宮城/47歳)
    ・アベックトーストやつぶあんグッディを知らない人がいるとは思わなかった。(秋田/秋田/40歳)
    ・菊の花を食べる。(山形/茨城/33歳)
    ・調味料の味が全く違う。茨城のしょうゆは塩気が強くて石川のしょうゆは甘い。(茨城/石川/47歳)
    ・群馬にすき焼き用の豚肉が売られていてびっくりした。(神奈川/群馬/50歳)
    「たぬきそば」は「油揚げ入りのあんかけそば」のこと。(石川/石川/44歳)
    かまぼこはうず巻きで板にのってないものが富山だけだった。昆布のおにぎりがない。ほかの県はお刺身が高い。(富山/富山/37歳)
    ・お盆にお饅頭の天ぷらを揚げる。(長野/群馬/48歳)
    ・イルカを食べることが考えられないことだと、大学に入って知りました。(静岡/静岡/43歳)
    ・関東に引っ越しして、はんぺんが違うことに驚いた(愛知ではさつま揚げをはんぺんと言う)。ちくわぶが何なのかよく分からない。(愛知/千葉/48歳)
    ・味噌は八丁味噌や赤みそがスタンダードだと思っていた。(愛知/愛知/50歳)
    ・お祭りの屋台でよく出ているピンス焼き。ベビーカステラの中身が半生の状態のもの。知り合いに話すとお腹を壊しそうで嫌だと言われる。(兵庫/大阪/30歳)
    小豆を使ったお雑煮を出したら、他県の人に「お汁粉」と言われた。(鳥取/鳥取/40歳)
    ・「何にでもスダチかけるのおかしくない?」って、県外の友人に言われました。さっぱりしておいしいんですが……。(徳島/高知/47歳)
    他県では「ケーキ」がショートケーキのような洋菓子だった。高知ではアイスクリームのこと。(高知/高知/49歳)
    ・すき焼きにニンニクかニンニク葉を入れている。(高知/高知/43歳)
    ・ポン酢味のところてんを夕食のおかずに出したら、ところてんは黒蜜かけのおやつだと言われた。(福岡/大阪/49歳)
    さつま揚げのことを「てんぷら」と呼んでいる地域があるが、長崎では「かまぼこ」と言う。(長崎/神奈川/40歳)
    ・肉じゃがの肉は、牛肉が当たり前だと思っていたのに、東京は豚肉が多いらしく、いまだに受け入れられない。(大分/東京/49歳)
    天ぷらはおやつ。刺身は、さしみや(さしみ専門店ではなく魚屋のこと)で買う。(沖縄/沖縄/46歳)

    枠

     地元とほかの地域の食の違いについて聞いたところ、「菊の花を食べる。(山形)」や「ホヤが東海地方にはなかった。(宮城)」など食材自体の有無や、「ポン酢味のところてんを夕食のおかずに出したら、ところてんは黒蜜かけのおやつだと言われた。(福岡)」、「天ぷらはおやつ。(沖縄)」のように同じ食材、料理でも味付けや食シーン(おかずとおやつ)の違い、「ケーキはアイスクリームのこと。(高知)」「さつま揚げのことを「かまぼこ」と言う。(長崎)」のように地域独特の呼び方が使われていたりと、さまざまな食文化の違いが見えました。

     今回は「郷土料理A」の調査をお届けしました。
     1問目の結果から68%と多くの方が日常的に郷土料理や地域の食材を食べていることがわかりました。その中で挙げられた内容では、名称だけではどんな食材、料理かわからないものもあり、日本の中でもさまざまな食文化があることを改めて気づかされました。
     また、同じ名称でも違ったものをさしていたり、食べ方の違いや、その地域では当たり前にある食材でも違う地域ではない……など、食文化の中でもいろいろな点で違いを見ることができました。

     次回は「郷土料理B」についてお届けします。お楽しみに。