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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

ドイツ編 Vol.1 「旧東ドイツの工業都市、ケムニッツへ」

ケムニッツには古い車が走っていて、昔と今のドイツが混じったみたいな街だったよ!“ペコより”

 ERIKO&ペコちゃんの旅は、ヨーロッパで1番の経済大国であるドイツにやってきました!
 ドイツは周りを9カ国に囲まれた、16州から成る連邦国家です。
 日本にとってドイツは、明治から今に至るまで、たくさんの知識を取り入れてきたモデル国家の1つですよね。

 今回訪問したのは、旧東ドイツのザクセン州「ケムニッツ」という街です。人口25万人という小さな街ですが、ここは他のドイツの都市とはちょっと違う雰囲気を持った場所なのです。

 かつてケムニッツが属していた旧東ドイツは、第二次世界大戦後にソビエト連邦(ロシア)が占領地域に建設した国です。
 ベルリンの壁が崩壊するまでのケムニッツは、カール=マルクス=シュタット (Karl-Marx-Stadt)と呼ばれる工業都市として発展していました。楽器の生産もとても盛んに行われていたようです。
 ケムニッツの街には今も、旧東ドイツの面影を残す古いレンガ作りの建物が、近年建てられた近代的な建物の中に混在しています。独特な光景で、時に重々しい印象も受けます。

 街を歩いていて目につくのは、どこか懐かしい感じのする路面電車です。実は、1881年に世界で初めて路面電車が走行したのが、このドイツなのです。
 現在でも日々の移動手段として欠かせない存在ですが、驚いたことに、乗車切符をチェックする駅員さんや車掌さんがいません。乗客は切符を購入した後、自分で打刻機を通して印をつけるのです。
 また、線路には芝が植えられているのですが、これには電車の騒音を吸収する効果があるのだそうです。環境や騒音に敏感なドイツ人らしいアイデアだと思いました。

 私とペコちゃんは、旧東ドイツ時代から現在までのドイツの変化を体験されてきた、ディエターさん、カリンさん夫婦の家にお邪魔しました。
 彼らが住んでいるのは、社会主義時代から住んでいるマンションです。テラスには夏の日差しを浴びた花が、生き生きと咲き誇っています。

ディエターさん、カリンさん夫婦

 奥さんのカリンさんは、ドイツ民主共和国(Deutsche Demokratische Republik ※以下DDR)時代、国家立て直しの最前線のメンバーとして、ITの仕事に就いていました。当時は女性が男性と同じように働くのが当たり前で、保育園や学校など、女性が社会で活躍できる環境が整っていたのだそうです。
 「社会主義」と聞いていたので、みんなが公平な分、自由がなさそうなイメージを持っていた私に、カリンさんが当時のことを振り返って、こう教えてくれました。
 「社会主義時代のあの頃は本当に仕事ばかりしていました。仕事ではチームワークが1番大切で、みんなが目標に向かって一つになって取り組んでいました。他人と競い合ったり、ライバル関係などというものがあると知ったのは、DDR以降です。
 また、会社の方針が政府や国の方針と一致していたので、今のように社長が変われば会社の方針が変わるということはありませんでした。そういった意味では、生活や将来が保証されていた当時よりも、現代の方が不安定な社会に生きている感じがします。西ドイツへ逃げようとしていた人もいましたが、私達はとても快適に過ごせていたので、東ドイツを出たいとは思いませんでした。
 学生時代は、ロシア語と英語を必修で学んでいました。ロシア人と文通するというカリキュラムがあって、それがとても印象に残っています。当時、ビートルズがとても流行っていたので、中には隠れて英語圏の人と文通している人もいましたよ。
 今は海外へ自由に行くこともできますし、政治に対して堂々と不平不満が言える時代になりましたが、今には今の良さがあるように、昔にも昔の良さがあるので、一概にどちらの時代が良いということはありませんね」

 カリンさんがキャリアウーマンとしてバリバリ仕事をしている間は、主にディエターさんが育児をされていたそうです。現在は2人とも退職し、カリンさんは趣味の絵画を、ディエターさんはピアノに没頭する日々を送っています。

 自分が住む社会が180度変わってしまうような経験は私にはありませんが、ご夫婦のお話から、時代が人の生き方を決めてしまう大きな要因であることを知りました。そして、その変化を受け入れながら前向きに生きていく、人間のたくましさに感動しました。

 次回も、ドイツ編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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