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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

グリーンランド編 Vol.2 「自然の恵みをいただく、グリーンランドの食事」

ERIKOとペコちゃん

 グリーンランドは北を北極海、東をグリーンランド海、南を大西洋に囲まれた世界最大の島です。日本の約6倍の面積を持つ大きな島ですが、内陸部は氷床と万年雪に覆われていて人間が暮らせる環境ではないため、人々は沿岸部に集中して居住しています。
 グリーンランド人の先祖であるイヌイットの人々は、この地に暮らし始めたころから陸と海の生き物を食糧としてきました。地域によって異なりますが、アザラシ、カリブー(トナカイ)、ジャコウ牛、クジラ、イッカク(長い牙を持つクジラ)などが主な狩猟対象です。

 グリーンランドはデンマークの植民地だったこともあり、デンマークの食文化の影響を大きく受けています。朝食や昼食として食べるたくさんの種類のパンや甘いデニッシュ、チーズ、サラミなどの肉加工品、じゃがいも、お米などがそれに当たります。
 スーパーマーケットで売られている商品はデンマークとほぼ同じで、品揃えも豊富です。しかし空輸されたものが多く、物価は日本の2〜3倍くらいと、とても高額です。

 グリーンランドでは、今でも多くの男性がアザラシ、魚、カリブーなどを獲っています。
 イルリサットで滞在させていただいたダービセン家のお父さん、ジョンさんもその1人。猟に出かけて、食卓を支えています。

「グリーンランドの人達は、自然の恵をとても大切にしていたよ!」 “ペコより”

 カラーリット語で「大きな氷塊」という意味を持つ「イルリサット」の地名の通り、10階建てのビルほどの高さがある巨大な氷河に出会うこともあるため、彼らが頻繁に行うアザラシ猟は、天気が良く、風のない日に行われます。
 ボートの上でアザラシが顔を出すのを根気強く待つのですが、広い海ではアザラシの頭は黒い点のようにしか見えません。氷の破片や鳥などと見間違えそうですが、ジョンさんはその違いを明確に見極めて猟を行っていました。
 捕獲したアザラシは、岩場へ運んで解体してから港に戻ります。昔はこの作業を氷の上で行っていたのですが、最近は温暖化の影響から急速な氷の融解が進んでしまって危険なので、陸地まで運ばなければならなくなったそうです。

 アザラシの肉は、新鮮な野菜や果物がなかった時代に、ビタミンCの欠乏によって血管が損傷し出血する「壊血病」を防いでくれた大事な食材の1つでした。現在はアザラシ肉を煮込んでブラウンソースをかけたり、「アンマカ」と呼ばれる脂肪部分に塩や醤油を付けて生で食べたりします。内臓などの人間が食べない部位は、犬のエサとして活用します。
 グリーンランドの食卓には、アザラシのほかクジラ、サーモン、樺太ししゃも、カリブーの肉など、さらに付け合わせとしてじゃがいも、にんじん、バスマティライス(細長いお米)などが並びます。食事中に飲む水や炭酸飲料、ベリージュースなどのドリンクは、海で取った氷河を入れるとより一層おいしく感じられました。

ティングラット

 昔ほど身体を動かさずとも、暖かい家で快適に暮らせるようになり、肥満が大きな問題となってきているグリーンランド。多くの家庭は「週末はデザートを食べる日」と決めて、食後にアイスクリームやチョコレート、ケーキなどを食べています。
 現在グリーンランドにはたくさんの種類のデザートがあり、簡単に手に入れることができますが、ヨーロッパの人々がこの島にやってくるまでは、デザートの材料の砂糖はもちろん、お酒やタバコといった嗜好品も存在しませんでした。そのような時代にイヌイットの人々が貴重なデザートとして食べていたのが、「ティングラット」です。
 夏にたくさん収穫できるブルーベリーと、タラの肝を和えたシンプルな料理で、今でも時折家庭で食べられています。日本ではあまりお目にかからない食べ合わせですが、ベリーの甘酸っぱさにタラの肝のコクが合わさって、デザートでも総菜でもない新鮮な味わいを楽しめました。

 次回も、グリーンランド編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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