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ペコちゃんの森

森林整備活動報告

ペコちゃんの森の整備活動の様子をご報告

  • 高く伸びたブナの苗木 高く伸びたブナの苗木
  • ソーシャルディスタンスを守って作業開始 ソーシャルディスタンスを守って作業開始
  • 下草は、今年も腰当たりの高さまで伸びていました 下草は、今年も腰当たりの高さまで伸びていました
  • 作業中の様子 作業中の様子
  • 雪の重みで倒れたブナの苗木 雪の重みで倒れたブナの苗木
  • 作業後の様子 作業後の様子
  • 山椒など、様々な植物をみつけました 山椒など、様々な植物をみつけました
  • ヘビの看板は「小動物の通り道」の目印 ヘビの看板は「小動物の通り道」の目印
  • この辺りに生息している「ツキノワグマ」の爪痕 この辺りに生息している「ツキノワグマ」の爪痕
  • 作業を終えて笑顔の参加者たち 作業を終えて笑顔の参加者たち

森林整備活動報告
2022年 7月

2022年7月15日(金)「ペコちゃんの森」(長野県黒姫)に17回目の「刈り払い作業(=樹木の成長を妨げる雑草などを切り払う作業)」に行ってきました。今年も感染症対策を万全に行い、14名の少人数で作業を行いました。今回の整備活動の目的は、前回同様、下草を刈ることで日当たりを良くし、植樹した苗木の成長を促すことです。

到着すると、植樹したブナの苗木が4~5メートル程の高さになっていました。「幽霊森」と呼ばれるくらい荒れ果てた森から始まったこの整備活動、苗木の成長が何より嬉しく感じます。約2,000坪(W杯のサッカーコート程)の広さに生い茂った下草を刈り払いすることは非常に大変な作業ではありますが、自然の中でリフレッシュしながら、楽しく活動に臨みました。200本以上の苗木を植樹しましたが、無事に成長できた木は10分の1程度です。少しでも多くの木が豊かに成長するよう、作業にも気合が入りました。

作業後は、「アファンの森」を案内していただきました。私たちの生活に馴染み深い「サンショウ」や、枝葉から湿布の匂いがする「ミズメ」という植物など、様々な植物や樹木を紹介頂きました。また、小動物の通り道も見つけました。

もっとくわしく
  • あいにくの雨予報の中、ペコちゃんの森へ向かいます あいにくの雨予報の中、ペコちゃんの森へ向かいます
  • サワグルミは、青々とした葉を身にまとっていました サワグルミは、青々とした葉を身にまとっていました
  • 作業開始時の様子 作業開始時の様子
  • 幸いにも作業中は雨も降らず、一心不乱に草を刈ります 幸いにも作業中は雨も降らず、一心不乱に草を刈ります
  • 堅く伸びた笹は刈るのに一苦労 堅く伸びた笹は刈るのに一苦労
  • 鳥の巣をはじめ、色々な自然の様子を観察できました 鳥の巣をはじめ、色々な自然の様子を観察できました
  • セミの抜け殻を発見! セミの抜け殻を発見!
  • 青々とした山椒が自生していました 青々とした山椒が自生していました
  • 作業後の森の様子 作業後の森の様子
  • 作業を終えて笑顔の参加者たち 作業を終えて笑顔の参加者たち

森林整備活動報告
2021年 7月

2021年7月8日(木)「ペコちゃんの森」(長野県黒姫)に16回目の「刈り払い作業(=樹木の成長を妨げる雑草などを切り払う作業)」に行ってきました。昨年はコロナ禍のため活動を休止しましたが、今年は感染症対策を万全に行い、計11名の少人数で作業を行いました。

今回の整備活動の目的は下草を刈り日当たりを良くし、植樹した苗木の成長を促すことです。

昨年は作業ができなかったため、どのような状況になっているのか心配でしたが、例年より下草が少し伸びている程度で安心しました。苗木につけたピンク色のリボンを目印に、切り倒さないよう注意しながら、大人の腰から胸ほどの高さまで伸びた下草を刈っていきます。

茎の柔らかい植物は比較的簡単に刈ることができますが、笹は堅く伸びており、刈るのに一苦労しました。今回も整備をしている中で、色々な自然の様子を観察することができました。雨上がりのぬかるんだ地面と、例年よりずっと少ない人数で大変な部分もありましたが、作業後の「ペコちゃんの森」はスッキリとし、参加者全員、達成感と充実の表情を浮かべていました。

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  • 森の説明を受ける初めての参加者たち 森の説明を受ける初めての参加者たち
  • ペコちゃんの森へ向かいます ペコちゃんの森へ向かいます
  • シンボルツリーのサワグルミ シンボルツリーのサワグルミ
  • 経験者たちが早速作業開始! 経験者たちが早速作業開始!
  • 整備中に出会ったカエル 整備中に出会ったカエル
  • かわいらしい小さなキノコも かわいらしい小さなキノコも
  • しっぽの長いカナヘビを発見! しっぽの長いカナヘビを発見!
  • 見違えるようにスッキリとした作業後の森の様子 見違えるようにスッキリとした作業後の森の様子
  • アファンの森の石井さんに森を案内していただきました アファンの森の石井さんに森を案内していただきました
  • 無事に作業を終えて笑顔の参加者たち 無事に作業を終えて笑顔の参加者たち

森林整備活動報告
2019年 7月

2019年7月6日(土)「ペコちゃんの森」(長野県黒姫)に15回目の「刈り払い作業(=樹木の成長を妨げる雑草などを切り払う作業)」に行ってきました。今回の整備活動の目的は2017年5月に補植したブナと、2012年に植樹したブナとミズナラの成長の妨げになる雑草を刈ることです。

「ペコちゃんの森」に着いて、まず目に入るのがシンボルツリーのサワグルミです。ずっしりと構えるサワグルミは、雪の降り積もる日も大雨の日も、ペコちゃんの森を静かに見守ってくれていました。

今年の7月は異例の冷夏であったため、参加者も快適に作業ができ、草刈りはスムーズに進みました。作業後のペコちゃんの森は見違えるようにスッキリとし、日当たりの良い場所では3メートルほどに成長した苗木が多く見られ、下草で光合成が妨げられることもなくなりつつあるようです。幹も太くなり、力強さを感じます。

普段触れることのない自然に触れ、参加者は皆、身も心もリフレッシュした様子です。森の再生には、まだ何十年という時間がかかります。これからも、私たちは「ペコちゃんの森」がもっと明るい健康な森になるよう整備活動を行っていきます。

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