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世界のお菓子 SWEETS OF THE WORLD

  • パンネクックが評判のデルフトにある運河沿いのカフェ パンネクックが評判のデルフトにある運河沿いのカフェ
  • 輪切りのりんごのパンネクック 輪切りのりんごのパンネクック
  • ストロープ(シロップ)をかけるのが、地元民の食べ方! ストロープ(シロップ)をかけるのが、地元民の食べ方!

オランダ王国おやつにも、ごはんにも!
「パンネクック」

オランダ王国

パンケーキのように小麦粉などの生地を焼いて作る料理は世界各国にあります。イタリアのピザ、フランスのクレープ、メキシコのタコス……、日本だとお好み焼きがそれに当たるでしょうか。西ヨーロッパのオランダにも「パンネクック」という薄焼きのパンケーキがあり、庶民的な料理として朝食やランチ、ティータイムなどに食べられています。

首都アムステルダムから車で1時間ほどのデルフトという街を訪れたとき、初めてパンネクックを堪能しました。デルフトは画家フェルメールの故郷であり、ブルーの色使いが特徴のオランダ陶器「ロイヤル・デルフト」の本社がある街として知られています。

運河沿いにあるカフェは、昼食時ということもありたくさんの人で賑わっていました。さっそくメニューを見せてもらうと、さまざまな種類のパンネクックやトッピングがずらり。さて、何を食べようかと迷って周囲を見渡してみると、フルーツなどが乗ったデザート系を食べている方や、ビールを片手にハムやベーコン、チーズといった食事系を食べている方など、みんな思い思いのメニューを楽しんでいる様子。私はせっかくだから甘いものを……と、りんごのパンネクックを注文してみました。

運ばれてきてまず驚いたのは、その大きさ。30cm近くありそうな、お皿からはみ出すほどの迫力です! 食べ方はナイフとフォークでカットしてそのまま口に運んでも、具材をクルッと包んで食べても良いとのこと。食べてみると、ピザやパンケーキのような厚さや弾力はなく、どちらかというとガレットのような薄い生地です。カリッと焼き上がった生地と輪切りりんごの食感のバランスが絶妙でした。またテーブルには、お好みでかけられるようにパウダーシュガーやストロープ(シロップ)など色々置かれていたのですが、ストロープをかけるのが定番なのだとか。

軽食というカテゴリーではありつつも、食べ終わる頃にはかなりの満足感。ボリュームたっぷりでインパクト大なスイーツでした。

(2025年8月掲載)

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