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世界のお菓子 SWEETS OF THE WORLD

  • 山盛りのお菓子でゲストを歓迎します 山盛りのお菓子でゲストを歓迎します
  • 街にはタウギン・チキル専門ショップも 街にはタウギン・チキル専門ショップも
  • 家の祭壇にもお菓子がお供えされています 家の祭壇にもお菓子がお供えされています
  • ゲルのパッケージがかわいい国産チョコレート ゲルのパッケージがかわいい国産チョコレート
  • モンゴルらしいデザインで、お土産にもぴったり! モンゴルらしいデザインで、お土産にもぴったり!

モンゴル国お皿いっぱいのお菓子でおもてなし!
「タウギン・チキル」

モンゴル国

モンゴルでは訪問客が来るとほぼ必ず「スーテーツァイ(塩味のミルクティー)」で歓迎するのですが、このお茶と一緒に振る舞われるのがお皿に盛られたキャンディやチョコレート、ドライフルーツなどのお菓子で、「タウギン・チキル」と呼ばれています。モンゴル語で「タウギン」は皿、「チキル」はキャンディ、その名の通り「お皿に盛ったお菓子」です。

タウギン・チキルには「ようこそ!」という歓迎の気持ちが込められており、家庭だけでなく、会社やお店などさまざまな場所に置かれています。また、モンゴルで信仰されているチベット仏教の祭壇にお供えしたり、お祭りやお祝いごと、宗教行事などで豊さや幸福への祈りとともに振る舞われたりもします。日常にも、特別な日にも、タウギン・チキルは自然に溶け込んでいるのです。

タウギン・チキルをもらうときは、必ず右手で受け取り、左手をそっと右ひじの下に添えます。これは、あなたの贈物を大切に思っているということを表す作法です。お菓子を受け取るという行為に、さりげなく相手への敬意を込める──。とても素敵な所作ですね。

実はタウギン・チキルのキャンディの多くは輸入品なのですが、チョコレートは自国のメーカー「ゴールデン・ゴビ」のものを見かけます。ゴールデン・ゴビ社はモンゴルで初めてベルギー式の製法を取り入れたチョコレートブランドで、ミルク、フルーツ、キャラメルなど30種類以上のフレーバーが売られています。ゲルをかたどったものや草原のイラストが描かれたパッケージもあり、お土産としても人気だそうです。モンゴルでタウギン・チキルを見かけたら、どんなお菓子があるのか、ぜひのぞいてみてください。

(2026年8月掲載)

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