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黒姫の「ペコちゃんの森」とは?
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 長野県最北部(最寄駅は信越線黒姫駅)、新潟県との県境付近に、「ペコちゃんの森」と名づけられた小さな森があります。

 この森は、不二家ファミリー文化研究所が、自然環境保護活動の一環として荒廃した森を購入し、その森を整備保護していただける団体に寄付をした森です。

 黒姫の「ペコちゃんの森」は、自然文化創造会議(CCC)の副議長を務める作家のC.Wニコル氏との協力で生まれました。「C.W.ニコル・アファンの森」の中に「ペコちゃんの森」はあります。
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 「アファンの森」は戦後開拓地として切り開かれたものの、農地としては利用不能で打ち捨てられていた荒地を、ニコル氏が個人的に買い取り、少しずつ手を加えることによって本来の姿によみがえらせた「新しくも美しい森」(ニコル氏)です。

 実際には、黒姫山の隣にある飯綱山麓に位置しており、森の上部は針葉樹主体の国有林に接しています。また森の下方には道路を挟んで田んぼが広がっており、いわゆる「里山」といわれる人間と共存している自然です。

 ただ単なる「里山」と大きく異なる点は、飯綱山という広大な国有林と接していることではないかと思います。国有林という大規模な天然林+人工林と接していることによって、ツキノワグマを初めとしてフクロウ、カワセミなど、多様な動物たちをも観察することができるのです。
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 「自然は人間のためだけにあるのではなく、あらゆる動植物が自然の創った絶妙なバランスの中で、役割を果たしている」というのがニコル氏の主張です。保水力の高いブナの森から湧き出たミネラル豊富な水が沿岸の豊かな漁場を育み、またさらに海のミネラル分を運んで遡上する鮭が、豊かな森林形成に役立っているという事実もこの自然のバランスの大切さを物語っています。

 不二家ファミリー文化研究所は、この『ペコちゃんの森』を活動の象徴としています。
 なぜなら森もファミリー(家族)も色々な要素が頼り助け合い、絡み合って存在し、ちょっとしたことでバランスを崩したり、壊れやすいところも自然の森と似ています。
 森も、家族も、人の想いなしには育たないのです。


 ファミリー文化研究所が取得した2000坪強の「小さな森」は、購入当時、熊笹や潅木の覆い茂った藪そのものでした。
 これから時間をかけて笹を刈り取り、不要な木を伐採して地面に日光を導き、ブナやドングリを始めとする木や草が生い茂る明るい森を作ってゆくのが目標です。
 もちろん、自然に手を加えることによって森の自然にどのような変化が生ずるのかを観察するのも森作りの仕事のひとつになります。
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 私たちは、今後もCCC及び「ペコちゃんの森」を含む『アファンの森』を整備・保護管理している(財)アファンの森財団のご協力のもと、森の整備活動や、森を活用した環境教育活動を続けていきます。

※黒姫の「ペコちゃんの森」の近況については、随時ホームページにてご紹介しています。(森からの便り
人の手による「森の整備」

CCC自然・文化創造工場
JROSE活動推進室 室長 伊藤 泉

 「森」は、非常に長い年月をかけて自然に世代交代を繰り返し、最後には強い樹種が生き残りまた長い年月がたって形成されてゆくものだと思われます。
 CCCは、「人の手により破壊された自然」の復元を「人の手により早く復元できるよう援助していくこと」を基本的な考えにしています。
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 今、地球環境変化の原因をわたし達「人間」が作ってしまっているとしたのなら、そして、それが「森」というフィールドを使って、少しでも変化の速度を遅らせていけるものならば、人間が短期間に「森」に入って「整備」と称する活動を行う意味があるのではないかと考えています。
 では、「森の整備」とはどんな活動があるのでしょうか。

 人間の手で壊してしまった「森」の復元整備、木材を利用(木と共生)するための整備、目的種(たとえば水源涵養林をつくる)を残していく為の整備、etc.
 自然環境にまかせた「森」の発育が一番いいのなら、「整備」は人間本位ではなく、そこに生きる植物、生物を中心に考えていかなければならないと思います。そのためには、人間の手を貸せる部分を慎重に見極めて作業を進めていくことが大切です。
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 わたし達の部屋を掃除したような「きれいな、かたづいた森」が、目的によっては「いい森」ではない場合もあります。
 「ペコちゃんの森」は「新しくも美しい明るい森」として進化の途中にある「C・Wニコル・アファンの森」の一部にあります。
 これから「ペコちゃんの森」を「新しくも美しい明るい森」の一部として、どんな役割を持たせていくのか、そして周囲と調和を取れた森として成長させていくには、何が必要で何が不必要かを検討しながら、森作りのお手伝いが出来ればと考えています。