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森からの便り 〜 「ペコちゃんの森」からのお便りです 〜
2020 Vol.2

 2020年6月の「ペコちゃんの森」の様子をお伝えします。

 冬の積雪がたいへん少なく温かい日が続いたため、例年より早く春を迎えた、ペコちゃんの森。
 一時、気温が上がらない日が続き、せっかく咲き始めた春の花も開花が止まってまばらになりましたが、新緑の季節には、例年通りの森の姿を見せてくれました。

 ペコちゃんの森に植樹したブナやコナラの苗木も、青々とした葉を力強く生い茂らせています。

【植樹したコナラ】
【植樹したコナラ】

【植樹したブナ】
【植樹したブナ】

 今回は、ペコちゃんの森に生息する「食べられる植物」をご紹介します。

【ナツグミ】
【ナツグミ】
 ペコちゃんの森のブナの植栽地に自生した、ナツグミ。
 毎年草刈りをしている場所なのですが、この木は刈らずに残したおかげで、実をつけるまでに至りました。
 熟すと食べることができますが、甘酸っぱい味の中にえぐみもあり、人によって好き嫌いが分かれます。


 春先に花を咲かせる、エンレイソウ。
 今は大きな実をつけています。熟すと甘酸っぱくとてもおいしいのですが、実は有毒植物なので食べすぎには注意!
 花が咲くまで10年近くかかると言われ、花が咲いているエンレイソウがあるということは、環境が10年以上変わっていないという指標にもなります。
【エンレイソウ】
【エンレイソウ】


【シオデ】
【シオデ】
 シオデはツル性の植物で、出始めの頃、先端の柔らかい部分をおひたしなどにして食べるととてもおいしいです。
 シオデは湿った森の中に生えますが、見つかることは稀で、「幻の山菜」とも呼ばれています。


 言わずと知れた山菜のワラビ。
 おひたしやワラビご飯などで食べたことのある方も多いのではないでしょうか。
 食べるためには、熱湯に重曹を入れ一晩アク抜きを行なう必要がありますが、手間をかけて食べるワラビのおいしさはひとしおです。
【ワラビ】
【ワラビ】


【ニワトコ】
【ニワトコ】
 ニワトコが、赤い実をつけていました。
 若葉は山菜として食べられ、枝葉には薬効があり、花が白く実は赤くて綺麗なため、昔から親しまれてきた木です。
 身近な植物として常に庭にあったため、「庭常(ニワトコ)」という名前になったという説もあります。
 ちなみに、ハリーポッターに出てくるヴォルデモートが持っていた魔法界最強の杖は、ニワトコ製です。


 熟すと赤色から黒紫色になるヤマグワの実は、たくさんの動物たちのエサとなります。体の大きなツキノワグマも、この時期に好んで食べます。
 人が食べても甘くてとてもおいしいのですが、たくさん食べると口の中が紫色になってしまうので注意してくださいね。
【ヤマグワの実】
【ヤマグワの実】


【ヤマグワの葉】
【ヤマグワの葉】
 ヤマグワは、葉っぱも食べることができます。
 植物の葉の形は種類ごとにほぼ決まっているものですが、ヤマグワの葉は同じ木の中でさえ、さまざまな形があるのが特徴。
 芽吹きの柔らかい葉は、天ぷらにして食べるとおいしく、夏の間も先端には芽吹きがあるため、長い期間食べることができる山菜です。

 梅雨が明けると、強い日差しに向かって一気に草木が成長する夏がやって来ます。植樹した苗木も、また一段と大きく育ってくれるはずです。
 待ち遠しい夏がすぐそこまで来ている、「ペコちゃんの森」からの便りでした。