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森からの便り 〜 「ペコちゃんの森」からのお便りです 〜
2021 Vol.1

 2021年2月の「ペコちゃんの森」の様子をお伝えします。

 2020年の冬は、気象庁の統計開始以降、もっとも気温の高い記録的な冬となりました。
 年が変わっても暖冬は続き、なかなか雪が降りませんでしたが、2月に入りようやく雪景色となりました。雪面に光が当たると、細かい氷の粒がキラキラと光ってとてもきれいです。

【深い雪につつまれた「ペコちゃんの森」へ続く道】
【深い雪につつまれた「ペコちゃんの森」
へ続く道】

【木漏れ日にきらめく雪面】
【木漏れ日にきらめく雪面】
 



【枯葉を付けたままのブナの木】
【枯葉を付けたままのブナの木】
 なぜかブナの木だけ枯葉がまだ付いたままでした。
 不思議に思い調べてみると、ブナは離層(※)の形成が悪いため、葉が落ち切らないようです。枯葉は、冬芽を寒風から守る働きもあるとのこと。
 (※)離層……葉と枝を結ぶ場所にある水や栄養の行き来を少しずつ遮断するための層。


 こちらはオニグルミの冬芽です。なんだか毒々しいですね……。しかし、この中には既に春の芽吹きに備えて小さな葉が待機しているのです。その冬芽の近くにあるのが、葉が落ちた後に残る葉痕です。樹種によって葉痕の跡は様々で、オニグルミはヒツジに見えると言われています。

【オニグルミの冬芽】
【オニグルミの冬芽】

【オニグルミの葉痕】
【オニグルミの葉痕】



【雪庇(せっぴ)】
【雪庇(せっぴ)】
 ペコちゃんの森と国有林との境には、農業用水路があります。山からのきれいな水が流れていて、イワナも住んでいます。幅は1mくらいありますが、雪に覆われて見えなくなっている場所もあります。
 これは、岸に積もった雪に新たに降った雪がくっつくことを繰り返して少しずつ川側にせり出していく、雪庇(せっぴ)と呼ばれる現象です。やがて、繋がって塞いでしまうので、気付かずに踏み抜いてしまうととても危険です。


 暖冬のせいか、今年はたくさんの足跡がみられました。

 小さめのウサギの足跡がありました。まだ若い個体のようです。
 この時期の野ウサギは、冬芽や樹皮などを主な食料としています。刃物でスパッと切ったような跡が特徴です。

【野ウサギの足跡】
【野ウサギの足跡】


ニホンリスの足跡  ニホンリスの足跡もたくさん確認できました。中には肉球らしきものがわかる足跡もあり、夢中になっていると、リスが走っていくのが見えました。走り去った方向に行ってみると、国有林との境の用水路を飛び越えて足跡が続いていました。


【ニホンリスの足跡】
【ニホンリスの足跡】

【出会ったリスの足跡】
【出会ったリスの足跡】



 一直線にきれいにそろった足跡は、ホンドギツネのものです。キツネは肩幅が狭く、前足に後ろ足が重なるためこのような足跡になります。 【ホンドギツネの足跡】
【ホンドギツネの足跡】

 春の訪れを待つ「ペコちゃんの森」からの便りでした。