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食の歳時記 〜伝えていきたい日本の歳時と食の文化〜
十五夜の月と兎と団子
 秋の澄んだ夜空を見上げたことがありますか。月や星の輝きをはっきりと見ることができますよ。
 昔のカレンダーの旧暦8月15日(今年は9月22日)は「十五夜」とよばれて、まあるい月が一年でいちばん美しく見える夜だといわれており、この「中秋の名月」を眺めて楽しむ月見の風習は、古くから伝わっている日本の秋のすてきな行事の一つです。
 まあるい月の中で兎が餅をついているように見えますね。これは帝釈天という神様が、地上の動物たちはどれだけやさしい心をもっているのだろうかと、貧しい老人の姿になり、空腹なのでなにか食べ物を恵んでくださいと頼みました。猿は木の実を集めてきました。狐は川で魚をとってきました。兎は一所懸命さがしたのですが、なんにも見つけることができませんでした。そこで自分の肉を食べてくださいと火の中に飛び込んだのです。神様は兎のやさしい心に感動して、月の中に兎をよみがえらせたという仏教の教えから始まった心温まる伝説です。 秋のこの時期は農作物の収穫期でもあるので、米の粉でつくった団子や野菜や果物などを月に供えて、今年の豊作の感謝をします。
 でも月見団子だけではなく、月の兎がよろこびそうなケーキやクッキーやプリンなども一緒にお供えし、そしておすそ分けをおいしくいただいて、十五夜の月見を楽しんでください。

(毎日小学生新聞 10年9月14日掲載)