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    家族で過ごす日本の季節と文化 第4回 お盆

     このコンテンツでは、不二家ファミリー文化研究所が独自に行った、さまざまなアンケート調査の結果を、毎月皆さんにお届けしています。
     今回不二家ファミリー文化研究所が行ったのは、中学生までのお子様がいる全国の20代〜40代の既婚女性200名を対象とした「家族で過ごす日本の季節と文化」に関するアンケート。
     季節に応じた日本のさまざまな行事や習わしについて、今のご家庭のイベント事情をお届けします。
     第4回のテーマは、「お盆」です。

    調査メニュー Q.昨年のお盆期間、お盆に関することを行いましたか? Q.昨年のお盆期間、どのように過ごしましたか? Q.今まで、お盆に関することを体験したことがありますか? Q.具体的に、お盆に関するどのようなことを体験しましたか? Q.お墓参りの手順やお供え物などで、決まり事はありますか? Q.お墓参りの手順やお供え物など、具体的に教えてください。 Q.ご主人の家のお盆のやり方に、実家との「違い」を感じたことがありますか? Q.ご主人の家のお盆のやり方に、具体的にどのような「違い」を感じましたか?

    ●35%の方が、昨年「お盆に関することを行った」と回答

     はじめに、昨年のお盆期間にお盆に関することを行ったか聞いてみました。
     すると、行った方は35%と少なく、実施率は高くないようです。

    Q.昨年のお盆期間、お盆に関することを行いましたか?

    Q.昨年のお盆期間、お盆に関することを行いましたか? 円グラフ 回答者:200名

    ●お盆休みは、実家や自宅近辺でのんびりと過ごす

     続いて、具体的に昨年のお盆期間どのように過ごしたのかを聞いてみました。
     一番多かった回答は「帰省した、実家に行った」(76票)。僅差で「家でゆっくり過ごした」(71票)、「お盆に関することを行った(お墓参り、盆踊りなど)」(71票)が続きました。
     アクティブに出かけるよりも、のんびりと過ごす方が多いようです。

    Q.昨年のお盆期間、どのように過ごしましたか?

    Q.昨年のお盆期間、どのように過ごしましたか? 棒グラフ(自由回答)

    ●「お盆に関連したこと」を体験したことがある方は8割以上

     続いて、今までに「お盆に関連したこと」を体験したことがあるか聞いてみたところ、81%の方が「ある」と回答しました。昨年の実施率はあまり高くありませんでしたが、多くの方が一度は「お盆」に関することを体験しているようです。

    Q.今まで、お盆に関することを体験したことがありますか?

    今まで、お盆に関することを体験したことがありますか? 円グラフ 回答者:200名

    ●最も多くの方が体験しているのは「お墓参り」

     具体的に「お盆に関するどのようなことを体験したか」を複数選択で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのは「お墓参り」で138票でした。
     お盆の風物詩とも言える「茄子で作った牛やキュウリで作った馬をお供え」や、「送り火」「迎え火」などを体験した方は、意外と少ないようです。

    Q.具体的に、お盆に関するどのようなことを体験しましたか?

    Q.具体的に、お盆に関するどのようなことを体験しましたか? 棒グラフ 回答者:162名(複数回答)

    ●半数の方がお墓参りの決まり事が「ある」と回答

     次に、お墓参りをしたことがある方に「お墓参りの手順やお供え物について決まり事」があるか聞いてみたところ、約半数の方が、決まり事が「ある」と回答しました。

    Q.お墓参りの手順やお供え物などで、決まり事はありますか?

    Q.お墓参りの手順やお供え物などで、決まり事はありますか? 円グラフ 回答者:138名

    ●お墓参りは「掃除」「水やり」「お供え物」

     前の質問で決まり事が「ある」と回答した方に、具体的にどのような決まり事があるのか聞いてみました。
     多かったのは「お墓の掃除」「墓石に水をかける」「花や線香をあげる」「お供え物をする」という回答。お供え物は故人の好きだったものなどが多いようですが、墓地によっては鳥に荒らされるなどの理由で持ち帰りが義務付けられていたり、そもそもお供え自体をしないように規定されていたりすることもあるようです。

    Q.お墓参りの手順やお供え物など、具体的に教えてください。

    ※( )内 都道府県名/回答者の年齢

    墓石を雑巾で拭く様子
    ・掃除をした後、お花を供えて線香とろうそくを付けて手を合わせる。墓地の決まりでお供え物は供えたままにせず、持ち帰る。(岐阜/41歳)
    雑草をむしり、墓石を雑巾でふき、水をかけ、花やお供え物を供える。(北海道/41歳)
    ・お墓に行って手を合わせるだけ。(東京/41歳)
    ・きれいにお掃除して、お花を飾り、最後にみんなで手を合わす。(大阪/43歳)
    特に決まりの手順は無く、お掃除してお花をあげてお線香を焚いてと言った感じ。(神奈川/42歳)
    ・お墓に水をかけ、きれいにした後、花とお菓子を供えて手を合わせる。お供えの決まりは特にない。(東京/44歳)
    ・花を買う。故人の好きだったものを買う。お墓の周りの掃除、線香あげて、花を飾り、好きだったものをお供えする。(神奈川/44歳)
    ・お墓を洗ってから、花や水を供えて、お線香をあげて終わり。食べ物は荒らされるので禁止。(栃木/32歳)
    ・お墓の掃除とお花をきれいにお供えしてお参りする。お供え物は必ず持ち帰って各自処分する。(北海道/38歳)

     また、「一般的なお墓参りの手順とは違った決まりがある」という方も少なくないようです。
     広島の方からは「カラフルな灯籠を立てる」という回答をいただきました。これは「盆灯籠」という広島県などで見られる風習で、竹を六角形に編んだものに赤・青・黄などの色紙を飾るのだそうです。
     また、青森の方からは「お供えしたお菓子や手作りしたお膳をその場(墓前)で食べる」という回答をいただきました。このお膳は「法界折(ほうかいおり)」と言って青森の津軽地方に伝わる風習で、お盆時期にはスーパーなどでも販売されるようです。

    ※( )内 都道府県名/回答者の年齢

    カラフルな灯籠
    ・お墓の掃除をしてから、お参りする。カラフルな灯籠を立てる。(広島/43歳)
    ・お墓に行き、線香やお供え物をあげて、帰りに提灯に火を灯して家まで帰る。(秋田/42歳)
    ・お盆前日までに掃除をして、当日、早朝涼しい時間にお参り。花、菓子を供えてお線香を焚き、父がお経を唱える。その後、墓石に水をまく。(奈良/43歳)
    ・お墓掃除をして、夕方にはお墓に迎えに行き、暗くならないうちに送り火を済ませます。お供え物は仏様の好きだった物です。(宮崎/39歳)
    家でタイマツをたいて、お墓参りして、お墓でもタイマツをたく。(愛知/39歳)
    ・お墓・墓の周りをきれいにして、花を供えて、石灯籠のロウソクにも火をつける。線香にも火をつけてからしゃがんで手を合わせる。お供え物は特に決まりはない。(徳島/38歳)
    ・年長者から線香を回し、線香を立てて水をかけ、拝む。子どもまでみんな拝み終わったら、お供えしたお菓子や手作りしたお膳(赤飯、煮豆、みかん、紅白なます、緑の野菜のおひたしなど)をその場で食べる。できれば食べきる。(青森/32歳)
    ・掃除をして、お供え物をし、お墓でオードブルなどをみんなで食べる。(沖縄/35歳)
    ・お墓の掃除をして、提灯を灯して線香をあげる。(長崎/39歳)
    ・掃除してお供え物をしてお経を読んでもらう。(新潟/30歳)
    ・お墓をきれいにし、お供え物や花を置く。お墓の前で、みんなでお供え物を食べる。赤飯や果物、だんごなどがあります。(北海道/29歳)

     「お供え物」に決まりがあるという回答も複数いただきましたので紹介します。

    ※( )内 都道府県名/回答者の年齢

    ・お墓にお水をかける。花を生ける。お供え物を置く。線香を供える。お米を供える。手を合わせる。(香川/43歳)
    ・近所なので気が向くと立ち寄っている。今は、ご供物はカラスなどの被害があるから控えるように言われているため、榊を供えてお線香をあげてくる。(東京/47歳)
    ・お墓の草取りをし、しきびとお花を供える。ロウソクに火をつけて線香を焚く。お参りをする。(岐阜/39歳)
    ・13日に線香を持って墓参り。15日は、、水、花、線香を持って墓参り。(鹿児島/36歳)
    ・お花、卒塔婆、線香、を持ってお墓に行きお参りする。(埼玉/34歳)
    ・お墓をキレイにして砂糖菓子をお供えする。(滋賀/39歳)
    白い花を供える。(北海道/33歳)
    ・墓石を洗い、周りもきれいに掃除して、花とお団子や野菜を供えて、お線香を上げる。(茨城/27歳)
    ・手順は特にないが、お墓に着いたらまず掃除をする。きれいになったら水をかける。供え物をする。線香に火をつける、という感じだったと思う。静岡なのでお茶を供えるところに個性がある。(福井/37歳)

    ●夫の家のお盆のやり方に「違い」を感じているのは、3割弱

     ご主人の家のお盆のやり方に、実家との「違い」を感じたことがあるか聞いてみたところ、「ある」と答えた方は27%に留まりました。
     どちらかの家で地域や宗派ならではの習慣がない限り、差を感じないのかもしれませんね。

    Q.ご主人の家のお盆のやり方に、実家との「違い」を感じたことがありますか?

    Q.ご主人の家のお盆のやり方に、実家との「違い」を感じたことがありますか? 円グラフ 回答者:200名

    ●実家でやっていなかった習慣や決まりがあったり、逆になかったり……

     最後に、前問で実家との「違い」を感じたことが「ある」と回答した方に、具体的にどのように違っていたのかを聞いてみたところ、「実家にはなかった習慣や決まり事がある」という回答をたくさんいただきました。
     今まで知らなかった習慣に出会えて新鮮味がある一方、少し大変だと感じている様子がうかがえます。

    Q.ご主人の家のお盆のやり方に、具体的にどのような「違い」を感じましたか?

    ※( )内 都道府県名/回答者の年齢 

    ・自分の父親が長男ではないのでただお墓に行くだけで良かったが、主人の実家は本家なので全く違った。(青森/47歳)
    お盆の飾り物が派手。今までお盆の飾り物をしたこともなく、初めて見た時は驚いた。(大阪/43歳)
    ・結婚する前は親に任せたままで、小さい時にお墓参りをしたくらい。夫の親戚は仏壇のある家全てをお参りする決まりがある。(福岡/43歳)
    ・実家はあまり宗教行事にこだわらない家だったが、色々と細かい指示を受けるので驚いた。(山口/39歳)
    お盆は毎日お墓に行く。団子をお墓に持って行って供える。仏壇をひな飾りのように段々に飾る。(鹿児島/36歳)
    ・年に何回も墓参りに行く。(埼玉/36歳)
    ・夫側のお墓では家族みんなが線香をたくさん持って、いろんなところに供えています。(千葉/35歳)
    お盆しかお墓参りできないこと。(大阪/43歳)
    ・お供えしたお菓子をその場で食べること。(東京/44歳)
    ・お盆の間ずっと、ご詠歌をあげているところ。(兵庫/43歳)
    きりこ雪国は本堂の中に位牌があって、基本的にお墓参りは本堂で行い、お墓には行かないということ。(東京/47歳)
    名前を書いた「きりこ」と呼ばれるものをお墓に飾っていたこと。(新潟/35歳)
    赤白の小さい提灯 ・旦那の実家はお彼岸によくおはぎを作る。(岐阜/38歳)
    ・岐阜は、お墓に赤白の小さい提灯を飾るのに驚いた。(岐阜/39歳)
    ・(お盆の)日にちが違う。(神奈川/39歳)
    遠州の大念仏。(大阪/36歳)
    ・実家は人が集まる家ではなかったので、夫の実家は親戚が集まって楽しい。(栃木/32歳)
    火を焚いてまたぐ様子 ・迎え火、送り火の仕方。夫の方では実際に火を焚いてまたぐ。(兵庫/36歳)
    ・お盆の初めの頃に提灯の中にろうそくを立ててお墓にお迎えに行って、終わりの頃にお墓に送っていく。(千葉/38歳)
    自宅にお坊さんを呼んでいたことに驚いた。私の方の家系ではそのような頻度では呼んでいなかったので。(北海道/33歳)
    ・実家では、送り火迎え火を焚いたことがなかったのでびっくりした。(兵庫/39歳)

     反対に、「実家でやっていた習慣や決まり事がなかった」という回答も複数いただきました。

    ※( )内 都道府県名/回答者の年齢 

    ・夫はお盆に何もしない。(新潟/35歳)
    ・夫の方は、お墓参りをしないみたい。(群馬/36歳)
    ・子どもは墓参りに行かなくてもいいというような雰囲気。家の仏壇を拝んで終わり。また、墓参りが終われば自由にどこにでも遊びに行っていてびっくりした。私の家では、お盆は遊びに行っていい期間ではなかったので。(青森/32歳)
    ・私は家族みんなでおじいちゃんおばあちゃんや親戚の方と一緒にお墓参りしていたけど、旦那の実家はみんなバラバラだし、してもしなくても何も言われない。お義母さんにいたってはお墓参りに行くのを見たことがない。(茨城/27歳)
    ・夫の方では提灯を使わない。(秋田/42歳)
    なすときゅうりを飾らない。(北海道/39歳)
    ・タイマツを焚かずに、提灯を持ってお墓参りする。(愛知/39歳)
    ・夫の家では迎え火をしない。(埼玉/39歳)
    お供え物を墓の前で食べなかった。(北海道/29歳)

     今回の調査テーマである「お盆」は、先祖の霊を供養する日本に昔からある行事の1つです。
     「昨年お盆に関することを行った」方はあまり多くはないものの、今までに「お盆に関することを体験したことがある」方は全体の8割を超え、その文化は広く浸透していることがわかりました。
     お盆の時期や迎え方は、地域や各家庭の風習などによってさまざまなようです。皆さんもご自身や周りの人のお盆の風習について知ることで、何か面白い発見があるかもしれませんね。

     次回は「十五夜」についてお届けします。お楽しみに。