ペコちゃんの森伝えていきたい自然 伝えていきたい家族の絆ペコちゃんの森とは?サイトマップ
  • ホーム
  • 森を育む活動
  • イベント
  • 投稿コーナー
  • 読み物
  • お楽しみ
  • 読み物
  • 世界の暮らしインタビュー
  • 調査レポート
  • 食の歳時記
世界の暮らしインタビュー
  • ERIKO&ペコちゃんの旅
  • イラン編
  • NEW
  • vol.1
  • ジョージア編
  • vol.2
  • vol.2
  • vol.1
  • イタリア編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ホンジュラス編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ロシア編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.3
  • キューバ編
  • v    ol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ネパール編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • アルゼンチン編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • フィンランド編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

イラン編 Vol.1「イランのお正月、ノールーズを体験したよ!」

イラン

 日本から約7,600km離れた中東に位置する、かつての「ペルシャ帝国」、イランへやって来ました。
 イランは、映画化もされた『海賊とよばれた男』という小説の中で、主人公の国岡鐡造氏が石油を買い付けた国として登場しています。また、歌手のMay.Jさんや野球選手のダルビッシュ有さんは、イランの血を引いているのだそうです。

 日本の約4倍以上もあるイランの国土には、ペルシャ人やアゼルバイジャン人、クルド人、ロル人など、たくさんの民族が暮らしています。
 荒涼とした砂漠がひたすら広がっているようなイメージが強いかもしれませんが、実際は地域によって気候がまったく違います。
 例えば、東京とほぼ同じ緯度で標高1,000~1,800mと高地にある首都テヘランでは、四季を楽しむことができます。アルボルズ山脈は冬になると雪に覆われ、スキーを楽しむ人でにぎわいますし、ペルシャ湾やカスピ海に面した地域には、ビーチリゾートもあります。

 私とペコちゃんが滞在したのは、ちょうどイランのお正月「ノールーズ(=新しい日)」に当たる3月でした。イランの元旦は、日本の「春分の日」と同じ日なのです。
 現在のイランの国教はイスラム教ですが、3世紀から7世紀半ばのササン朝時代は「ゾロアスター教」を国教としていました。その名残りで、今でも年に数回、ゾロアスター教にまつわる祝日が設けられていて、お正月もその1つです。

 ノールーズ直前のイランは、準備で大忙しでした。
 まずは、家の大掃除。新年を気持ちよく迎えるために、人々は家やガレージを徹底的に掃除します。
 山積みの絨毯を乗せた、クリーニング屋さんのトラックを見かけることもしばしば。イランの大掃除は家を綺麗にするだけでなく、家具の配置を変えたり新調したりもする大仕事なのです。
 私も滞在させていただいた家族の大掃除をお手伝いしたのですが、壁や天井を拭いたり、大きな家具を動かしたりと、とても体力を使う重労働でした。

「S」で始まる「7つの物」

 ペルシャ語の「S」で始まる「7つの物」の準備も欠かせません。
 Sib(リンゴ)、 Sir(ニンニク)、Sekke(貨幣)、Serke(酢)、Sabzi(草)など「S」で始まる物の他、縁起が良いとされている、鏡、ろうそく、卵、金 、生きた金魚などを、コーランと一緒に飾り付けます。毎年この時期になると、家の中だけではなく、町の至る所でこのお供え物に出会います。
 また、今年はイラン暦1397年の戌年で、イヤーカラーは紫。お店では、それにちなんだグッズなども販売されていました。

 ノールーズの時期の約2週間、学校も会社もお休みになります。
 私とペコちゃんは、毎年北部の別荘でバケーションを過ごしているショジャエ家のみなさんとご一緒させていただきました。
 ショジャエ家の別荘は、プライベートエリアに建てられた「ヴィラ」と呼ばれる敷地内にあります。従兄弟や親戚が大勢訪ねてきても宿泊できるほど大きな3階建ての家です。
 休暇中、一家は毎日大勢で食事を囲み、テレビを見たり、サイクリングをしたり、読書をしたりと、思い思いにリラックスした時間を過ごしていました。その様子はまるで日本の寝正月のよう。ただし、お酒はありません。

「イランと日本のお正月はそっくり!ペコもお年玉をもらったよ!」“ペコより”

 イランの元旦は毎年、太陽が春分点を通過する時刻を天文学的に計算して決められます。今年(2018年)は、3月21日の19時45分28秒が、新年の到来の時間です。
 新年の瞬間が近づくと、家族はテーブルを囲んで隣の人と手を繋ぎ、カウントダウンを始めました。年が明けると、「明けましておめでとう」の言葉と共に、順に年長者へ挨拶とキスを交わします。
 そして年長者は、コーランの中に準備しておいた、ペルシャ語で「エイディー」と呼ばれる新札、日本でいうお年玉を、みんなに配ります。子ども達やお手伝いさん達にとっては、特に嬉しい行事ですね。
 年明けは連日、親戚やご近所さんが挨拶に来たり、こちらから出かけたりします。そこでまた大勢で昼食を食べたりして、賑やかな楽しい時間を過ごすのです。
 今年は日本とイラン、合わせて2回もお正月を楽しんだ、私にとって特別な年となりました。

次回もイラン編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
WEBSITE
http://chikyunokurashi.com
facebook
http://www.facebook.com/erikoklatino
youtube ERIKOチャンネル♪ 毎週水曜に更新中!
https://www.youtube.com/user/erikok1116
Instagram
https://www.instagram.com/erikok1116/