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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

ホンジュラス編 Vol.1 「中米ホンジュラスからこんにちは!」

 Hola!(オラ=こんにちは!)
 今回からは、「ホンジュラス」より「ERIKO&とペコちゃんの旅」をお届けします。
 日本では一部のサッカーファンによく知られている位で、一般的にはあまり馴染みのない国の1つに入ってしまうかと思います。
 ホンジュラスは南北のアメリカ大陸をつなぐ中米に位置し、カリブ海と太平洋に面しています。日本からの直行便はありませんが、アメリカからは飛行機に乗って2時間強で行くことができます。

ホンジュラス

 あまり治安が安定していないホンジュラスですが、田舎の方に行けば、比較的安全に過ごすことができる地域もあります。
 古代マヤ文明の代表格で世界遺産にも指定されている「コパン遺跡」や、ダイビングなどのマリンアクティビティなら何でも揃っているカリブ海の「ロアタン島」などは、観光客に人気のスポットです。特に「ロアタン島」は、アメリカからの直行便が運行されているほど人気なんです。

 中米の国々は、小国ながらもそれぞれに個性があります。
 ホンジュラスはとても素朴な国民性で、心温かい人達が多い土地だと感じます。1970年代後半から激化した中米紛争で、周囲の国のような悲惨な内戦状態に至らなかったのも、この人柄なら……と納得させられてしまいます。

 また、親日国家でもあり、私が日本人だと分かるととても歓迎してくれました。
 彼らが遠く離れた日本に親しみを持ってくれたのには、背景があります。
 1998年、大型ハリケーン「ミッチ」がカリブ地域を襲い、ホンジュラスは死者7,007名、行方不明者8,052名、避難者61万7,831名という甚大な被害を受けました。
 この事態を受けて、日本はホンジュラスに1992年の国際緊急援助隊派遣法改正後初めての、自衛隊海外派遣を行なったのです。日本の救助隊が医療援助や街の消毒などで貢献したことに、ホンジュラスの人達は今も恩義を感じています。

 ホンジュラスの首都はテグシガルパ谷にある「テグシガルパ」という都市で、約120万人もの人が暮らしています。谷と言っても海抜約1,000mの高さで、朝夕は肌寒いくらいの気候です。
 テグシガルパにあるトンコンティン空港は、山間にあり、異常に短い滑走路しかなく、さらにその滑走路が斜めに傾いている……と悪条件が重なっているため、世界で最も着陸が困難な空港の1つと言われています。乗客もそんな事情を知っているのか、着陸時の機内では毎回、拍手と歓声が沸き起こります。

 さて、このテグシガルパでは、どんな人々がどのような生活を送っているのでしょうか。

現地の人たちのおもてなしに心がじ~んとしたよ!“ペコより”

 私とペコちゃんは、ケネディ地区にあるダゴベルトさんとフランシスさんのお家にお邪魔しました。
 2人はすでに仕事をリタイヤしていて、老後の人生を楽しんでいます。子どもと孫はアメリカに住んでいて、ビザを取得できる時は訪ねたりしているようです。
 防犯対策として玄関が柵で厳重に覆われているので、外から家の様子はほとんど見えないのですが、敷地の中には日当たりの良いパティオ(中庭)や、2階建ての離れまであります。

 「本当は近所や市場へ連れて行ってあげたいのだけど……」

 と、フランシスさんは心から残念そう。
 私がこの家族の元へ来るのは2度目なのですが、前回同様、この街で外を歩き回るのはリスクが高いので避けました。なので、柵越しに近所の様子を伺うことしかできません。

 家族はとても裕福とは言えないのですが、私や他のお客さんが訪ねると、ご馳走やワインなどをたくさん並べて目一杯のおもてなしをしてくれます。

自慢の料理は「エンチラーダ」

 フランシスさんの自慢の料理は「エンチラーダ」。
 直訳すると、「チリソースに浸された」という意味です。トルティージャ(トウモロコシの粉で作ったパン)にキャベツ、チーズ、ゆで卵、トマトを乗せ、辛めのソースをかけていただきます。
 タコスに似ていますが、エンチラーダのトルティージャはタコスのような柔らかいものではなく、パリパリした食感です。これがまた絶品で、止まらなくなってしまうんです。

 夕食を食べていると、あれよあれよという間に人が集まってきます。
 誰かがギターを持ってきて歌い出すと、それに合わせてみんな踊り出します。

 ホンジュラスの人は、家族や仲間と一緒に過ごす時間をとても大切にしています。
 それは楽しい贅沢な時間であると同時に、仲間と日常の不安を分かち合い、苦労を共有し、お互いの助けとなる話をし、気持ちを安定させる、彼らにとって必要不可欠な時間でもあります。
 ホンジュラスは日本のように日常生活や仕事などが保証された社会ではありません。政治や政策によって突然、今の暮らしが180度変わってしまうこともあり得るのです。
 このような環境で大切なことは、人の役に立ち、助けてもらうこと。つまり、「共感」と「共有」が何よりも心の支えとなるのです。


次回もホンジュラス編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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