ペコちゃんの森伝えていきたい自然 伝えていきたい家族の絆ペコちゃんの森とは?サイトマップ
  • ホーム
  • 森を育む活動
  • イベント
  • 投稿コーナー
  • 読み物
  • お楽しみ
  • 読み物
  • 世界の暮らしインタビュー
  • 調査レポート
  • 食の歳時記
世界の暮らしインタビュー
  • ERIKO&ペコちゃんの旅
  • ホンジュラス編
  • NEW
  • vol.2
  • vol.1
  • ロシア編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.3
  • キューバ編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ネパール編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • アルゼンチン編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • フィンランド編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

キューバ編 Vol.2 「キューバで家庭の味を体験してきたよ!」

食事風景

 キューバの旅はまだまだ続きます。

 今回私がお邪魔したのは、アナ・フランシス・アラカワさん一家。
 首都ハバナ市の北部、新市街ベダード地区にある5階建アパートの最上階に、3世帯で暮らしています。
「アラカワ」という苗字からも分かるように日系人で、左の写真のフランシスさんはその三世に当たります。彼女は現在、日本の商社のハバナ支社に勤めているそうです。

 キューバは社会主義国なので、国民の給料はほぼ一律です。
 一般職の月給は約12ドル(1,000円強)、お医者さんなどの特殊業になるともう少し高い金額をもらえます。日本ではとても考えられないシステムですね。
 教育費や医療費は無料で、ある程度の食料も配給されるようになっているのですが、それでも金銭的に賄いきれないことも多く、アメリカなどの外国に住む家族や親戚から仕送りを受けて生活している人も少なくありません。

 経済的に厳しいキューバでは、「知恵」を持つことが重要な節約術となります。
 例えば、多くの家に観葉植物が置いてあるのですが、そのほとんどが風邪や体の不調に効く薬草です。人々は道端に生えている草木が何に効くかということもよく熟知していて、薬代わりとして役立てています。

 物価が高騰していく中で日々の食料を得なければならないという現状は、キューバ人に想像以上の労力と精神的なストレスをかけています。
 「日本は食べ物のことを考えなくてもいい時間を、たくさん持てる環境なのね」
 というアラカワさんのご家族の言葉で、改めて、当たり前に食料があるということのありがたさに気付かされました。

 さて、キューバの食卓をのぞいてみましょう。
 カリブ海諸国ではカレーなどのスパイスを使った料理を食べることが多いのですが、大航海時代にスペインによる南米侵略の重要な中継地点となっていたキューバの料理は、中南米諸国に似ています。

キューバの食卓

 定番料理は、Arroz Congri(アロス・コングリ=黒豆炊き込みご飯)です。
 見た目は赤飯そっくりで、小豆ご飯のような味がします。これにバナナを揚げたものや、豚肉の煮込み、鶏肉などを添えて食べます。牛肉はほとんど食べません。魚はマグロを焼いたものをたまに食べる程度です。
 主食は私たち日本人と同じお米ですが、日本米のような丸くて粘り気のあるタイプではなく、縦長でパラパラしています。
 また、キューバはフルーツの宝庫で、マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどのよく知られているトロピカルフルーツの他に、日本では見たこともない豊富な種類のフルーツが売られています。
 これらの新鮮なフルーツは普通にジュースにするだけでなく、牛乳と合わせて冷やした「バティード」と呼ばれる飲み物にしたりもします。これがとても美味しくて、私の大好物になりました。

 キューバは食料配給制を採っていますが、ご紹介したような食料を全て配給してもらえるわけではありません。
 配給される食料は家族の人数や年齢によって品数や品物が決められていて、主に、米、パスタ、卵、油、パン、鶏肉、野菜、コーヒーなどが対象になっています。人々は各家庭に配られた食料手帳のようなものと引き換えに、これらの食料を「ボデガ」と呼ばれる配給所で受け取ります。

 配給の対象以外のものが欲しいのであれば、自分たちで調達しなければなりません。
 足りない物があって困った時は、ご近所同士で補い合うこともあります。
 キューバで生活していくには、たくさんの人たちと協力し合うことが何よりも重要なのです。

キューバの料理は日本人にも馴染みやすい味付けで、とっても美味しかったよ!“ペコより”

 このような大変な暮らしの中でもキューバ人たちは、気持ちを共有できる仲間と楽しい時間を過ごしています。
 しょっちゅう、ご近所や親戚、仲間と集まって食事をしてコミュニケーションを取ったり、一緒にサルサを踊ったり……。
 他人と深く関わりを持つことが減ってしまった今の日本ではあまり見られない、贅沢な時間だと思いました。
 様々な工夫や知恵、そして人間同士の助け合いが、人生を豊かにするのですね。

次回もキューバ編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
WEBSITE
http://eriko42.wix.com/erk-official-website
blog
http://ameblo.jp/erikokblog/
facebook
http://www.facebook.com/erikoklatino
youtube ERIKOチャンネル♪ 毎週水曜に更新中!
https://www.youtube.com/user/erikok1116
Instagram
https://www.instagram.com/erikok1116/