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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

キューバ編 Vol.3 「世界が注目するキューバの医療と教育を見てきたよ!」

 キューバが世界から注目される理由の1つに、「医療」があります。

 あまり知られていないかもしれませんが、キューバは医療先進国です。
 乳幼児死亡率はアメリカ以下、HIVの母子感染を世界で初めて根絶したという実績もあります。

キューバのイメージ

 キューバの憲法は、居住地や所有する財産、職業などに一切関係なく、すべての国民が平等に医療を受ける権利がある、と規定しています。
 つまりキューバ国民であれば、どんな怪我や病気でも無料で治療が受けられる、ということです。
 この制度は、2007年に公開されたマイケル・ムーア監督製作の『シッコ』という映画の中で、アメリカの高額な医療費との対比として取り上げられて話題にもなりました。

 そんなキューバ国内の医療現場では、1978年から世界保健機構(WHO)とユニセフが掲げている「プライマリ・ケア」が徹底されています。これは世界的にも稀なことです。
 キューバが実施している「プライマリ・ケア」とは、ファミリードクターと呼ばれる地域密着型のお医者さんが、自分の担当地域に住む人々を定期的に往診して回り、家庭環境や喫煙状況、健康管理状況など、あらゆる情報を元に、住民の出生から死亡までをケアするサービスです。
 今は特に問題がなくても、日常的に密なコミュニケーションを取りカウンセリングをすることで、病気の予防や精神的な病気の種を解決する手助けとなるのです。
 私とペコちゃんが滞在させていただいたご家庭も週に一度のリハビリとカウンセリングを受けていて、「診療所で出会う人やお医者さんとおしゃべりをすると、心や精神が充実する」と話してくれました。
 患者さんから求められなくても往診して、お話をする時間をしっかり取り、必要としていることを見つけ出す──。コミュニケーションが希薄になっている今の日本にこそ必要な、素晴らしい方法だと思います。

 またキューバには、「国境なき支援隊」として海外で活躍しているお医者さんたちもいます。
 支援隊は世界各地、医師を必要とする場所ならどこへでも出かけて行きます。
 2005年、パキスタン・インド両国で7万人を超える死者を出した「パキスタン地震」が起きた時も、彼らは救援に駆けつけました。
 厳しい環境で世界中から集まったNGO団体や支援団隊が次々と減っていく中、数ヶ月にも渡ってテントを張り、我慢強く支援し続けたのが、キューバの「国境なき支援隊」でした。

 私は滞在中に、キューバ人が「素晴らしい医療にとても感謝している」と誇らしく話すのを何度も聞きました。
 キューバの医療制度は、キューバ人の誇りなのです。

 医療もさることながら、キューバは教育にも力を注いでいます。

 キューバの教育制度は、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学5年(医学部などは7年、夜間大学は3年)で、中学校までの9年間が義務教育です。
 授業料は大学まですべて無料ですが、最終学校を卒業した後に3年間の社会奉仕が義務付けられています。
 教育水準はラテンアメリカの中でも非常に高く、識字率はほぼ100%に近い数字を保っています。

赤い制服がペコと同じで、とっても喜んでくれたよ! “ペコより”

 今回私とペコちゃんが訪問させてもらったのは、ハバナ市の北、ベダード地区にある「Union Internacional de Estudiantes」(ウニオン・インテルナシオナル・デ・エストゥディアンテス学校)です。

 お話を聞いたのは、小学校3年生の生徒さんたち。
 規律よく整列して、無駄話もせず、真剣に話に耳を傾けてくれました。アニメや漫画の影響もあって、日本文化に興味を持っている子どももたくさんいました。

キューバの中学生さんたち

 子どもたちが着ている学生服は、日本のように学校単位ではなく、国単位で定められたものです。小学生は赤、中学生はカラシ色と色も決められているそうです。
 キューバの中学生さんたちが着ているので、町を歩いているとこの制服姿の子どもを良く見かけました。

 こちらの学校で、「お医者さんになることが夢」という生徒さんたちとたくさん出会いました。
 かつてアメリカの医療従事者が、キューバの医療についてこのように賞賛したそうです。
 「キューバには、本物の医療がある。それは人の病気を治すことが、ビジネスになっていないから」
 医療とひたむきに向き合うキューバのお医者さんは、子どもたちの憧れでもあります。

 今後も世界中から注目されていくキューバの医療と教育。
 今回出会った子どもたちが、この国の素晴らしい未来を担っていくことを願っています。

 次回からはロシア編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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