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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

ロシア編 Vol.2 「ロシアの中の共和国、『サハ共和国』に行ってきたよ!」

サハ共和国の様子

 ウラジオストクからさらに北上し、今回メインの滞在地となる、ロシアの「サハ共和国」へ到着しました。
 あまり聞き慣れない国名だと思われるかもしれませんね。
 広大なロシアにはタタールやチェチェンなど22もの共和国が存在しているのですが、サハ共和国もその1つ。日本からそれほど遠くないシベリアにあり、日本の8倍の面積を持つロシア最大の共和国です。

 この国には120もの民族が住んでいるのですが、多くは白人の「ロシア人」ではなく日本人とそっくりな顔つきをした「ヤクート人」や「エヴェンキ人」で、ヤクート人が自分達を差す言葉「サハ」が国名になっています。

 サハ共和国は「神様が空を飛んでいたとき、寒さで手が凍えて宝物を落としてしまった」という言い伝えができるほど、資源が豊富な国として知られています。
 その種類は幅広く、ダイヤモンドに石炭、石油や天然ガスなど。一説には「理科の授業で習った元素が全部採れる」とまで言われているんです!特にダイヤモンドは有名で、街中至る所でダイヤモンドショップを見かけます。

 首都の「ヤクーツク」は、約22万人が暮らしている大きな街です。
 この街には「マンモス博物館」や、高さ約100〜300mの切り立った岩石柱が並ぶ世界遺産の「レナ石柱自然公園」など、1年中楽しめる観光スポットがあります。

 私が訪れたのは1月末の真冬の時期で、平均気温は零下40℃前後!
 人生で1番の寒さでした。
 人間の体は不思議なもので2、3日で少しは慣れたのですが、それでも意識してゆっくり呼吸をしないと、喉が凍ってしまいます。

 そんな極寒のヤクーツクの街は、なんと永久凍土の上に作られています。
 特徴的なのはその建物で、コンクリート製のビルやアパートの下から、にょきにょきとたくさんの杭が延びています。
 大きな建物を「高床式」で建築するのは少々危険なようにも思えるのですが、これは永久凍土の上で建物を守るために大切なことなのです。
 ヤクーツクは夏になると摂氏30℃を超える位まで暑くなるので、氷が解けて1〜2メートルも地盤沈下してしまいます。そこで、建物の熱が伝わらないように地面との間に隙間を作って、必要以上に氷が溶けるのを防ぐのです。

とっても寒かったけど、雪がさらさらで、ダイヤモンドダストがきれいだったよ! “ペコより”

 今回私がホームステイさせていただいたのは、ヤクーツクの中心部にある高層マンションに住む、エレーナさんのお宅です。
 ヤクート人のご一家なのでお互い顔つきがよく似ていて、なんだか親近感が湧いてきます。

 エレーナさんは食品会社で経理として働いていて、2人のお子さんはそれぞれ自立してサンクトペテルブルクで働いているそう。
 ちなみにロシアでは、子どもが家を出る時は親が家やマンションを購入してあげるのが普通みたいです。ん〜、なんとも羨ましい風習ですね。

 ロシアの屋内はいつも「暑い」と感じるくらいの温度に保たれています。時には暑すぎて窓を開けてしまうほどで、エレーナさんはたいてい真夏のような軽装をしていました。
 「外に出るときは重ね着しすぎないように。とっても暖かい毛皮のコート、帽子、靴だけでバッチリよ!」
 極寒の地での服装を知らずに服を何枚も重ね着して、建物の中に入った時には脱ぎ、出るときはまた着て……を繰り返していた私に、エレーナさんはそう教えてくれました。

 ヤクート人の食卓に上がるのはボルシチや煮込み料理など、一見ロシア人のそれとほとんど変わりませんが、よく見るとシベリアでしか食べられない、トナカイや馬肉などを材料に使っていたりします。
 そして、夕食のお供はやっぱり「ウォッカ」。
 飲みすぎるとご飯の味が楽しめなくなってしまうのですが、辛口で口あたりが良いのでついつい進んでしまいます。ロシアでは女性もお酒に強いので、羨ましいです。

「北東連邦大学」の学生さん達

 少しの時間でしたが、ヤクーツク市内にある大学の1つ「北東連邦大学」の学生さん達とも交流させていただきました。
 頻繁に日本との交流を行っているこちらの大学は、日本語学科があり、日本人教師も派遣されています。皆さん日常会話はほとんど問題ないくらい、とても日本語が上手です。
 日本語の学習を始めたきっかけは、日本の文化や日本語の美しさに惹かれて、という理由が多いみたいです。日本のドラマは国民的に人気らしく、特に『花より男子』は女子の心を鷲掴みにしているそう。

 流行に敏感な学生さん達に、冬のヤクーツクでオススメのアクティビティを教えてもらったところ、「外でアイスクリームを食べるのをオススメするわ」という信じがたい回答が返ってきました。外気が零下40℃だとアイスクリームがなかなか溶けないので、ゆっくり食べられるのだそうです。
 さすがに寒すぎてトライしませんでしたが、外でアイスクリームを食べている人を街のあちらこちらで見かけたので、からかわれたというわけでもなさそうです。
 真冬のヤクーツクへお越しの方で勇気がある方は、是非お試しあれ。


次回もロシア編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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