ペコちゃんの森伝えていきたい自然 伝えていきたい家族の絆ペコちゃんの森とは?サイトマップ
  • ホーム
  • 森を育む活動
  • イベント
  • 投稿コーナー
  • 読み物
  • お楽しみ
  • 読み物
  • 世界の暮らしインタビュー
  • 調査レポート
  • 食の歳時記
世界の暮らしインタビュー
  • ERIKO&ペコちゃんの旅
  • イラン編
  • NEW
  • vol.2
  • vol.1
  • ジョージア編
  • vol.2
  • vol.2
  • vol.1
  • イタリア編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ホンジュラス編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ロシア編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.3
  • キューバ編
  • v    ol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • ネパール編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • アルゼンチン編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
  • フィンランド編
  • vol.3
  • vol.2
  • vol.1
ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

イタリア編 Vol.2 「イタリアのバカンスを体験!」

イタリアのバカンスを体験!

 皆さんは毎年、夏休みをどのように過ごしていますか?
 世界的に見ると日本の夏休みは短い上に時期も集中しているので、バカンスを楽しもうにも、値段は高いし混雑しているしで、結局ゆっくりできなかった、という経験をお持ちの方は少なくないと思います。
 今回私とペコちゃんが訪ねているイタリアの夏休みはとても長く、小学生だと2ヶ月近く。社会人でも7月の終わりから8月末までの間に2〜3週間の休暇を取ることができます。

 イタリア人のバケーションの過ごし方は大きく分けて2つあり、1つは海に行くこと、もう1つは山で過ごすことなのですが、夏のバケーションの行先としてほとんどのイタリア人が選択するのは海。地中海に囲まれたイタリアの海岸線はおよそ7,600kmもあり、美しいビーチが数多く存在しています。
 真夏のイタリアは降水量が少なく、連日40℃前後の猛暑が続くのですが、エアコンが完備されていない古い建物が多く、猛烈な暑さを扇風機だけで乗り切るという家庭も珍しくありません。「夏は涼しい所で過ごしたい」と思う気持ち、よく分かりますね。

イタリアの美しいビーチ

 この時期、多くのイタリア人がアパートを借りたりして、海の近くで長期間のんびりと過ごします。
 私が滞在させてもらった南イタリアに住むカソ家も、夏の間は海沿いの別荘に滞在します。
 毎日のように目と鼻の先の距離にあるビーチへ通い、何をするということもなくゆったりとした時間を楽しんだり、読書をしたり、近所の人とおしゃべりをしたりします。ミラノに住んでいる孫達も来るので、とても賑やかです。

 ビーチを歩くと、太陽の下で長時間寝そべっている人ばかり見かけます。
 海に入っていても、アクティブな子ども達以外は、波打ち際でのんびり浸かっているだけの人がほとんど。イタリア語で「海に入ること」を、「Bagno(お風呂に入る)」と表現しますが、本当に温泉にでも入っているかのようです。
 浜辺で長い時間過ごすのは肌に良くないように思えるのですが、ヨーロッパは日本の美白思考とは異なり、男女共に小麦色に焼けた肌の人がモテます。焼けた肌は「セクシーに見える」だけではなく、「私はバカンスを堪能できる立場の人間です」ということの象徴でもあるからです。そのためイタリア人は日差しの強いビーチでも日陰にこもることなく、太陽を満喫するのです。
 日本人の私はもっぱら傘をさして日焼けを防いでいたので、イタリア人に「雨でも降るのかい?」とからかわれてばかりいました。

カソ家のお孫さんとペコちゃん

 カソ家の海の家での過ごし方は、午前中からビーチへ行き、昼食時に家に戻ってみんなで長い食事を楽しみ、昼寝をして、夕方頃にまたビーチへ出かけて行く……、毎日がそれの繰り返しです。
 特別なことをするよりも、「何もしない日々を過ごす」ことが、彼らにとって最高のバカンスなのです。
 ちなみにバカンスはイタリア語で「Vacanza(バカンツァ)」、その語源は、ラテン語の「空っぽな」と言う意味から来ています。まさに文字通りの過ごし方ですね。

 イタリアでは長期休暇が労働者の権利として認められていて、会社は休みを許可することが義務付けられています。
 カソ家のお父さんフランコさんと息子のアルフレッドさんは弁護士として働いているのですが、9月末まで裁判所が閉まるため、なんと2ヶ月近い夏休みが取れるそうです。
 「しばらく休むと暇を持て余して退屈になって、自然と仕事がしたくなってきます。やる気が出てきたところで仕事に戻るから、とてもはかどるんです。このバランスがとても大事だと思います」
 2人はそのように話してくれました。

地中海の海はエメラルドグリーンで、とっても癒されたよ!“ペコより”

 あまりにも長く休みを取ると、仕事に支障が出てしまいそうなものなのですが、2015年の労働生産性(労働者1人あたりが生み出す成果を指標化したもの)は、日本が21位で、イタリアは10位でした。
 しっかりと休みを取ることが、仕事の生産性にも繋がっているのかもしれませんね。


次回もイタリア編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
WEBSITE
http://chikyunokurashi.com
facebook
http://www.facebook.com/erikoklatino
youtube ERIKOチャンネル♪ 毎週水曜に更新中!
https://www.youtube.com/user/erikok1116
Instagram
https://www.instagram.com/erikok1116/