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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

イタリア編 Vol.3 「中世の街 ウンブリア州コルチャーノへ」

コルチアーノ村

 イタリアはたくさんの独立国家が集まってできた国なので、今でもその土地土地で独特の風習や建築様式、歴史が色濃く残っています。
 日本も地域ごとに文化が違いますが、イタリアの場合は地方の小さな村々が強い個性を持っているのが特徴で、国中どこに行っても、そこにしかない素晴らしさに出会うことができます。これは、私がイタリアを好きな理由の1つです。

 今回私とペコちゃんが訪ねたのは、イタリア中部ウンブリア州ペルージャから西に10kmの場所にある「コルチャーノ村」。コルチャーノ自治区を中心とした8つの分離集落(frazione)から成り立つ、人口約2万人の小さな村です。
 イタリア中部は14世紀に起こったルネサンス(文化の復興)の中心となった地域で、当時の栄華の痕跡があちらこちらに残されています。コルチャーノも中世の街並みをそのまま持ってきたかのような村で、その見事な景観から「イタリアの最も美しい村(I borghi piu belli d'Italia)」にも加入しています。村の名所である城壁内の街並みは30分もあれば周れるほどの広さなのですが、あまりにきれいなので、度々足を止めて浸ってしまいます。

 コルチャーノの素晴らしさは外見だけありません。この村が行っている数々の志の高い取り組みが、他の自治体のモデルとされるほど高い評価を受けているのです。
 彼らは「平和プロジェクト」と称したかつて戦争で敵だった国との民間交流や、教育制度の改革、バリアフリーのようなお年寄りの生活を補助するシステムを整えたりと、多方面に渡る取り組みを積極的に行っています。村の治安もとても安定していて、私も滞在中、居心地良く過ごさせていただきました。

 コルチャーノでは、毎年夏に「コルチャーノ・フェスティバル」という中世の祭りを再現した催し物を開催しています。2週間に渡るフェスティバルの期間中は、コンサートや絵画の特別展示、ミラノから呼び寄せた劇団の野外演劇、中世の遊びを再現したチーム競技など、多種多様なイベントが毎日繰り広げられます。

ウンブリチェッリ

 食堂では、ミラノから呼んだ有名シェフが、地元の良質な食材を使って、スローフード(地域に根ざした食材を使用して丁寧に作られた食事)を振舞っていました。地元で取れた食材をふんだんに使った見事な料理の数々は、村の人達の新たな発見や自信につながっているようでした。
 私はディナーに参加させてもらったのですが、1番おいしかったのは、このウンブリア州でしか食べることができない、「ウンブリチェッリ」というパスタ料理でした。

コルチアーノのお祭り

 フェスティバルの中で最も重要とされている行事は、「マリア様の巡礼」です。
 村の人々が、貴族、民衆、騎士、罪人の衣装に身にまとい、教会を目指して村中を練り歩きます。これは中世に実際に行われていた行事だそうで、55年前に再現されて以降、毎年行われています。
 本来ならば地元民しか参加できない神聖な行進なのですが、今回は私も特別に、民衆の格好で行列に参加させてもらいました。夏真っ盛りの8月に行われるので、衣装に身を包むとクラリとするほど暑かったのですが、大変貴重な体験となりました。

「コルチャーノ村の伝統行事に参加して、村の魅力を堪能したよ!」“ペコより”

 コルチャーノで滞在させてもらったロマーニ一家も、このフェスティバルを毎年楽しみにしていました。お孫さん達に至っては、なんと半年も前に自分が着たい衣装を選んでしまったのだそうです。

 今回フェスティバルに参加させていただいて感じたのは、村人達のコルチャーノに対する特別な想いでした。
 行事は全てボランティアによって運営されていたのですが、その中心となっていたのは、若者達。中には地元を離れて都会で暮らしている方も大勢いたのですが、彼らは毎年この時期になるとフェスティバルを手伝うために1ヶ月ほど帰省して協力するのだそうです。
 フェスティバルの時の一時的な帰省だけではなく、最近イタリアの村の魅力が再認識されるようになったこともあって若者のIターンが増えている、というお話も聞かせていただきました。
 イタリア人のアイデンティティは、個性的で魅力あふれる生まれ故郷にあるのかもしれませんね。


次回からはジョージア編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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