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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

長崎五島列島編 Vol.2 「中通島の、教会を中心とした生活」

長崎県“中通島”

 五島列島の北部に位置する十字架のような形をした中通島には、今も多くのキリシタンが暮らしています。彼らは200年前に迫害を逃れて長崎の外海からやって来た、開拓民の末裔なのだそうです。

 今回私とペコちゃんは、島の北部にある新上五島町のカトリック集落に暮らす、古田さんの家にお邪魔しました。
 家族10人でにぎやかに暮らす古田さん一家は、この地区に多い、先祖代々カトリックを信仰しているご家族です。お父さんの正人さんは「ペトロ」、お母さんのいとえさんは「エリザベット」という、洗礼名を持っています。

 古田さんのご先祖も、開拓民としてこの島にやってきた1人です。
 家が建っているのは、バイタリティ溢れるご先祖が切り開いた、崖の上。奈摩湾を見渡せる素敵な場所で、太陽の動きを眺めているだけでも、巡る季節の美しさを感じられます。

 敷地内には家が3棟、製塩所に作業小屋、そして広々とした畑があります。
 家族10人を養うには十分過ぎるほどの野菜や果物を畑から収穫できるので、古田さんの家はほぼ自給自足のような暮らしで、買う物と言えば飲み物や嗜好品位なのだそうです。私が滞在していた6月頃はじゃがいもの収穫時期で、まだ世に出ていない「さんじゅうまる」という、おいしい品種をいただきました。
 畑では3匹の可愛いヤギも飼われています。このヤギの飼育も、カトリック教徒に伝わる習慣の名残りなのだそうです。草をたくさん食べてくれる彼らは、畑の管理のお手伝い役として重宝されていました。

 お父さんの正人さんは畑を営む以外にも、製塩業や大工、漁師、猟師も兼任しています。
 これだけ仕事を持っていると、毎日やらなけらばいけないことがたくさんあって大忙し!自然相手で天候に左右されることが多いので、臨機応変な対応能力が求められます。お父さんを見ていると、都会暮らしに慣れてしまった私にはできないことがたくさんあるなぁと、しみじみ感じてしまいます。

 「この島では、自分自身で生計を立てる方法を見つけなければ、仕事はありません。私は若い時から漁師や大工をしていたし、今は子ども達に塩作りや漁のやり方なども教えています。自分と家族を養なって生きていくには、自分の体を使うしかないのです」

現在、正人さんの長男と次男は、後を継いで漁師として働いています。

 現在、正人さんの長男と次男は、後を継いで漁師として働いています。特に次男の吉成さんは、漁に出ない日でも趣味として魚釣りに出かけるほどの釣り好き。まさに天職ですね!
 五島列島は高級魚が釣れる、魚好きにはたまらないスポットとして知られています。漁から戻ってきた船には、普段はあまりお目にかからないような多種多様な魚が積まれていました。この日は、アマダイやイト(イトヨリダイ)が多く釣れているようでした。

体をよく動かして仕事をすると、ご飯がとってもおいしく感じるよ!“ペコより”

 中通島の生活で大切なのは、仕事だけではありません。各村にある教会を守ることも、彼らの暮らしの重要な一部です。
 村のキリシタン達は、教会や墓地の清掃、祭壇の花の取り替えなどを班ごとの当番制で行ない、日曜日の朝に行われる御ミサやロザリオというお祈りを唱える日など、頻繁に教会へ足を運びます。この地区の家は一軒一軒が離れた場所に建っているので、教会は近所の人達と相談をしたり近況を報告し合ったりする場としても、大切な場所なのです。
 その昔、先祖が自分達の力だけで建てた教会。年々人口が減少し、若い力が減ってはいても、「教会を守ることは、先祖への感謝を表し、自分達の居場所を確認する、ということなのです」と、村の人達は話してくれました。

 次回も、長崎・五島列島編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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