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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

長崎五島列島編 Vol.3 「五島列島 中通島の子ども達の暮らし」

教会

 長崎・五島列島の北に位置する中通島。観光地として人の往来が活発な福江島と比べると静かな島ではありますが、五島列島で1番キリシタンの文化が色濃く残っている魅力的な地域です。

 世界にはカトリックを国教としている国がたくさんあるので、旅の中で教会を訪問する機会が多くあるのですが、五島の教会は、海外と同じカトリックでありながら、少し違った風習を持っています。
 例えば御ミサの時、女性は、最近あまり見られなくなった白いレースの美しいベールを被ります。教会の入り口は2つに分かれていて、右からは女性が、左からは男性が入るように決められています。教会内でも女性が右側に座るので、大体どの教会でも、祭壇の右側にマリア像が置かれています。
 この島では今も昔と変わらずに、教会との関わり方や信仰が息づいているのです。

 そんな中通島には、とっても元気な子ども達がいます!
 中通島の上五島町には現在、小中高合わせて18の学校があり、1校の生徒の数は約30人ほどです。大学はないので、進学する場合は必然的に島を出なければなりません。
 学校で教わる勉強は他の都道府県と変わりありませんが、他にもこの島ならではの学習塾のような場所があって、「稽古場」と呼ばれています。
 稽古場は、小学生から高校生までの子ども達がキリスト教について学ぶ、学習所です。
 ここでは週に1度、放課後に、シスター達がキリスト教の聖書や物語、お祈りなどについて教えています。私が見学させていただいた日は、小学校高学年の生徒さん達が宗教画を見ながら、それらがどのような内容を物語っているのか説明を受けていました。別の週には懺悔の日が設けられていて、神父さんに自分の罪を告白したり、悩みを相談したりもするそうです。

 子ども達は日曜日の御ミサやお祈りを唱えるロザリオの時、教会の最前列の祭壇前に座って、大きな声で聖書を先唱(せんしょう)します。御ミサでは週ごとに順番で、祭壇に捧げる聖体とぶどう酒を神父さんに渡すお手伝いも行っていて、これは「奉納」と呼ばれています。

 このように、稽古場や教会には、子ども達が大人と接する機会がたくさんあります。親以外の大人と色々と話ができて、自分の気持ちや意見に対して違った角度からアドバイスをもらえる、子どもにとってとても良い環境だと思いました。

 子ども達の暮らしの中で特に印象的だったのが、昔の日本を思い起こさせるような、家族団欒スタイルの食事風景です。
 毎晩、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、いとこなどが集まって、大勢でテーブルを囲み、にぎやかに食事を楽しみます。
 私とペコちゃんが滞在させていただいた古田家には3人のお孫さんが同居しているのですが、週の半分以上は別の家に暮らす4人のお孫さんも遊びに来ていました。

島の子ども達が「ミルキー大好き」って言ってくれてとっても嬉しかったよ!“ペコより”

 以前、「家族一緒に食事することで、子どものうつ病や非行を防ぐことができる」という、カリフォルニア大学の研究に関する記事を読んだことがあります。確かに、食事の時に取るコミュニケーションは、特別に質が高いような気がします。子ども達がその日学校であったことや、抱えている悩みなどを食卓で話すことが、知らず知らずのうちに精神の安定と健康に繋がっているのでしょう。

 中通島のお父さんお母さんに、子ども達の将来について聞いてみると、「1度は島を出て、外の世界を知ってほしいです。それで島に帰って来たいと思ったら、いつでも受け入れたい。ただ、どんな場所へ行っても、子どもの頃に教会へ通っていたことを忘れないでほしいですね」と話してくれました。
 教会の神父さんや村の人達にとって、子ども達は未来そのものであり、希望です。生活を間近で見せていただいて、この島の子ども達が、教会や村の人達の温かいまなざしに見守られて育っているということがよくわかりました。

 次回からは、ドイツ編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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