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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

スペイン編 Vol.1 「24時間太鼓を叩き続ける、バスク地方のお祭り」

カンタブリア海の真珠

 「カンタブリア海の真珠」とも呼ばれるほど美しいコンチャ湾を抱く、バスク地方ギプスコア県の県都「サン・セバスティアン」。バスク語では「ドノスティア」と、別の名前で呼ばれているのですが、どちらもこの地にある修道院ゆかりの聖人「サン・セバスティアン」に由来しているのだそうです。
 中世に商業や軍事の重要な拠点として成長したこの街は、19世紀末頃から豪華な建造や道路整備が行われ、王家の避暑地として栄えました。その名残は、今も街を華やかに彩り、美しく拓けた海と、優雅な街並みの融合した絶妙な景色は、息を飲むほどにドラマチックです。

 人口18万人ほどの小さな街ですが、年間を通して、世界中からたくさんの観光客が訪れています。
 実は、世界一の「美食の街」として知られているサン・セバスティアン。バル(居酒屋)のピンチョス(小さなバゲットに具を乗せた小皿料理)巡りがこの街の名物です。お酒1杯とピンチョスを1品口にしたら、次の店へ。立ち並ぶ店をはしごしながら、のんびりと食べ歩きを楽しみます。

 また、2016年の欧州文化首都に選定されたほど芸術文化に力を入れている街でもあり、現在でも音楽会やアートイベントが頻繁に行われています。特に毎年9月に開催されるサン・セバスティアン国際映画祭は、世界中から注目を集めています。

 さて、このサン・セバスティアンには、毎年1月20日、聖セバスティアンの祭日(Día de San Sebastián)に行われる「タンボラーダ(Tamborrada)」という伝統的なお祭りがあります。

 1836年、スペインの王位継承を巡るカルリスタ戦争の最中に始まったこの行事は、今では毎年1万4千人以上の人々が参加するほど盛大に行われていて、サン・セバスティアンの市民達は毎年とても楽しみにしているのです。

タンボラーダ

 タンボラーダは、いわゆる太鼓祭りです。
 軍服、コック服、水売りなどの衣装を身に付けた鼓笛隊が、スペイン語で太鼓という意味の「タンボラーダ」や、「バリル」という樽を叩きながら、街を練り歩きます。1月20日の深夜0時にコンスティトゥシオン広場から出発し、終わるのは翌日の午前0時。その間、太鼓の音が24時間途切れることなく響き続けます!

 寝静まることのないこのお祭りの起源は、フランスのナポレオン軍に占領されていた19世紀まで遡ります。当時、ナポレオン軍は毎日、門の開閉合図として太鼓を叩いて行進していました。ある日、街で唯一の水汲み場からその様子を見ていたコック達が、手に持っていた水汲みの樽を叩いて行進の真似をして軍を嘲笑ったのだそうです。それをきっかけに、このお祭りが始まったと言われています。

マイアレンちゃん

 サン・セバスティアンに暮らす、エスピノサ一家の長女マイアレンちゃんは、今年初めてこのお祭りに参加しました。
 子どもは10歳になると参加する権利がもらえます。参加する約5,000人の子ども達は、お祭りが始まる2ヶ月前から、週に2回、2時間あまりの練習に励んできました。

 コックさんや旗手など、たくさんの衣装の中で、女の子に人気なのが「アグアドーラ(Aguadora)」と呼ばれる、水売りの衣装。女の子らしいデザインの服に、長い三つ編みがついているところが可愛いと圧倒的な人気を集めているんです。今回、マイアレンちゃんは念願のアグアドーラの衣装を身につけることができ、大満足!

みんなで太鼓を鳴らして街を練り歩く姿は大迫力だったよ!“ペコより”

 ところで、このバスク地方には「ソシエダ・ガストロノミカ」もしくは「チョコ」と呼ばれる女性禁制の美食クラブがたくさんあります。
 定期的に男性だけでレストランのような場所を貸切って料理を作り食事やお酒を楽しむ、昔からのコミュニティなのですが、このソシエダも、それぞれタンボラーダのグループを持っていて、鼓隊を組んでお祭りに参加します。
 バスクにはこのようなコミュニティに属する文化が定着していて、それぞれのコミュニティを中心とした生活スタイルを送っています。
 外から来た人間が見ると、閉鎖的で人間関係に少し窮屈な印象を受けますが、お祭りや行事が多い地域では、この結束の強さが活きてくるのでしょうね。仲間と繋がることの大切さを改めて考える、良い機会となりました。

 次回も、スペイン編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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