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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

スペイン編 Vol.3 「バル巡りは生活の一部!バスク地方」

世界中どこでも、仲間と食べる食事が1番おいしいね!“ペコより”

 今回はVol.1に引き続き、バスク地方のお話です。
 ここは、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの出身地。馴染みのある名前を聞くと、なんだか親しみが涌いてきますね。

 スペイン北部、ピレネー山脈西端の山岳地帯にあるこの地域の景色は、まるでスイスのよう。前回ご紹介した南スペインのアンダルシア地方と比べると緑が格段に多く、全く別の国のように感じます。

 フランスと国境を接するバスク地方は、重い石を持ち上げて競うスポーツや数々の神話など、スペインでは異色の歴史や文化を持っていて、第二次世界大戦後に独立運動が強まったこともありました。現在は落ち着いていますが、それでもスペインの国旗に出会うことが稀なくらい「スペインらしさ」を感じる機会が少ない地域です。
 昔から話されているバスク語は、フランコ独裁政権時代(1936年〜1975年)に使用を禁止されていましたが、自由となった今では、多くの方が子どもの学校教育をバスク語で行ってほしいと望んでいるようです。

 バスク州はギプスコア、ビスカヤ、アラバの3県に分かれています。
 Vol.1でご紹介したのはギプスコア県の県都、サン・セバスティアンでした。1年中多くの観光客で賑わうこの街はサン・セバスティアン映画祭が行われることで有名で、「世界一の美食の街」と呼ばれていました。
 今回訪れたビスカヤ県の県都ビルバオは、かつては工業地帯として有名だったのですが、大洪水をきっかけにアートの街へと変化を遂げました。ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、街中にアート作品が溢れていて、アートイベントが盛んに行われています。

バル

 バスクの人は、とにかく「バル」が大好き!バルへ行くことが、すっかり生活の一部となっています。
 バスク地方ビスカヤ県で滞在させていただいたエロルサさん一家も、しょっちゅうバルへ通っています。特に74歳になるお父さんは、毎日友達と6軒のバルを順に巡るのが日課です。
 6軒もハシゴしたら、かなり酔っ払ってしまうのでは……、と思われるかもしれませんが、1軒のバルの滞在時間はとても短く、約10分程度。バスク人にとってバルは酔っ払う場所ではなく、コミュニケーションを楽しむ場所なのです。

ピンチョス

 彼らの飲み方はとてもシンプル。基本的に立ち飲みで、お酒を1杯と「ピンチョス」と呼ばれるおつまみを1品頼んで、仲間と交代でお勘定を支払います。
 ちなみに、南スペインではお酒を頼むと「タパス」と呼ばれる一品料理が無料で付いてきます。バスク地方には無料のピンチョスはありませんが、タパスよりもずっと手が込んでいて、ちょっとした創作料理のようです。

 また、この地方には食べることが大好きなバスク人ならではの、「チョコ(Txoko)」、もしくは「ソシエダ(Sociedad)」と呼ばれるコミュニティがあります。日本語では度々「美食倶楽部」とも訳されていますが、一言で表すと「女子禁制の食コミュニティ」です。
 メンバーとして登録されると、貸切のレストランのようなスペースで料理と食事を、男性だけで楽しむことができます。
 最近では、招待者として女性も一緒に食事を楽しむことができるソシエダも増えてきているようですが、キッチンだけは未だに立ち入ることができないそうです。

 男性だけで食を楽しむ文化が生まれた背景には、バスク女性の強さがあるようです。一説によると、バスク社会は母権制で女性の立場が高いので、男性だけで日頃の圧力から解放されて食を楽しみたいという思いから生まれたのが「ソシエダ」だと言われています。

 このように、バスク地方を最大に楽しむには、食文化を体験することが欠かせません。みなさんも訪れる機会があれば、是非バルを巡ったりして、地元気分を味わってみてくださいね。

 次回も、スペイン編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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