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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

パラオ編 Vol.4 「南国パラオで暮らす人々の日常」

クマンガイ家

 西太平洋ミクロネシアにあるパラオ。
 現在の首都は「マルキョク」なのですが、マルキョクは世界一人口の少ない首都と言われていて、島民のほとんどは、今回私とペコちゃんが訪れた旧首都「コロール島」で暮らしています。

 滞在させてもらったのは、コロール島に暮らす、クマンガイさん一家のお宅です。
 なんだか聞き慣れた名前のように感じられると思いますが、それもそのはず。「クマンガイ」という苗字は、日本の「熊谷」さんから来ています。パラオには日本由来の苗字や名前を持つ人が多く、中には「キンタロウ」さんや「カトウサン」さんという苗字の方もいます。

 クマンガイさんは3人家族です。
 お父さんのバラクーさんは定年退職後、新たに建設会社や法律事務所などで掛け持ちして働いていて、お母さんのローリーさんはパラオ政府の教育省に勤務しています。
 パラオは、ミクロネシアに多くある母方が高い地位と強い権限を持つ「母系社会」で、クマンガイさんの家でもその影響からか、毎食の食料調達や準備、家屋の掃除や管理などの家事は、主にお父さんのバラクーさんが担当していました。お母さんのローリーさんは、週末に少しサポートする程度です。

パラオハイスクール

 娘のケルシーちゃんは高校生で、まさに思春期の真っ盛り。
 ケルシーちゃんが通うパラオハイスクールでは、日本語の授業も行われています。
 パラオには大学がないので、高校を卒業後、フィリピン、グアム、中国、キューバ、日本などへ留学するのが一般的です。パラオの人には親日家が多く、日本へ留学したいと話してくれた生徒がたくさんいました。

 さてここからは、パラオの日常の暮らしを色々ご紹介します。

 パラオ人はとても早起きで、夜の就寝も早いです。この生活リズムは、パラオの暑い気候が影響しています。日差しがきつくなる朝10時ごろまでに家事などを済ませておいて、なるべく日中は身体に負担がかからないようにするのです。
 パラオの家には屋根がついた屋外の日陰のスペースがあって、家族がゆったりと過ごす憩いスペースとして利用されています。夕方になると涼しい風が通り抜けて、家の中よりも快適に過ごせます。食事もここで取るので、ダイニングの役目も果たしています。

 町を歩くと、口の中を真っ赤にして、何かをモゴモゴと噛んでいる人をよく見かけます。これは「パラオのタバコ」とも呼ばれる、「檳榔(ビンロウ)噛み」の習慣です。ビンロウとは、潰したビンロウジの果実にサンゴの粉をかけたものをミントの葉に包んだ、刺激性・興奮性のある清涼嗜好品です。ビンロウ噛みは、これを奥歯で噛む習慣で、オセアニアやアフリカなどの熱帯地域でも愛好されています。私も1度試してみたのですが、爽快感と同時に、口の中はもとより唇まで痺れてしまいました。

 前回のコラムでパラオと日本の関係についてお話しましたが、日本の影響は食生活にも反映されています。醤油や味噌などの調味料はよく使われていますし、カレーライスや刺身なども、パラオの家庭料理として定着しています。現地のスーパーへ行くと、日本のスーパーとほとんど変わらないほど多くの日本の食材や調味料が売られているので、思わず海外にいることを忘れてしまいそうになります。
 もちろん、パラオ特有の食材もたくさんあります。
 スペイン植民地時代にメキシコからやってきたタロイモは、お米と並んで主食としてよく食卓に並びます。
 グアムやサイパンでも食べられているフルーツバッド(フルーツコウモリ)は、パラオ人の大好物です。私もクマンガイ家の夕食でご馳走になりましたが、ジューシーな出汁のスープに入っていたフルーツバッドは、うさぎの肉の味と似ていて、見た目以上に美味でした。

パラオの家族と、島の生活を満喫したよ! “ペコより”

 日々の食料のうち、スーパーで購入するのは嗜好品のみで、ほかは自分達で手に入れます。野菜や果物などは家の菜園で作り、パラオ人の大好物である魚は漁に出て獲るのです。
 ある日の漁に同行させてもらいました。
 小型ボートでポイントまで行き、長い銛(もり)を使って、素潜りで魚を獲ります。漁に出るのは、ほぼ夜かまだ日が昇る前の早朝なので、真っ暗な中をヘッドライトで海中を照らして、眠っている魚を仕留めます。この日は、大きなロブスターや、日本ではあまり見かけないような魚がたくさん獲れました。
 パラオでは、「家族が消費する分しか獲ってはいけない」という先祖代々伝えられている決まりを守り、獲りすぎることのないように漁をするのだと教えていただきました。海を愛するパラオの人々の、素晴らしい知恵だと思いました。

 次回からは、カルムイク共和国編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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