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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

カルムイク編 Vol.2 「チェスが必修科目!カルムイクの学校」

 カスピ海に面したヨーロッパの仏教国、カルムイク共和国。かの有名なロシアの革命家、ウラジーミル・レーニンの祖母の出身地でもあります。
カルムイクがロシア連邦の共和国の1つということもあり、あちらこちらにロシア文化の影響が見られますが、今でもカルムイク語だけを使っているという家庭があるほど、カルムイク独自の文化や芸術は、人々の暮らしに強く根付いています。ちなみに少し余談ですが、元祖カルムイク語である「トド文字」は、日本語のように縦書きで書かれていたそうです。

 カルムイクで生活していると、毎日たくさんの子ども達に出会います。特に休みの日は、デパートや公園など、どこへ行っても子ども達の賑やかな声が聞こえてきます。というのもカルムイクは、一夫婦につき子どもが平均3人と多く、5〜6人いることも珍しくない、いわば子ども天国なのです。
カルムイクの教育制度は、初等教育4年、基礎教育5年、中等教育2年の計11年が義務教育となっていています。卒業後はほとんどの子どもが大学へ進学するのですが、大学へ進む時点で将来の目的や就きたい職業が明確になっている子が多く、日本のように大学へ行ってから将来の道を考える、という発想はあまりないようです。

 さて、そんなカルムイクの学校では、ユニークな授業が行われていました。

「チェス」の授業

 今回私とペコちゃんが訪ねたのは、首都のエリスタ市内にある、公立のイメニ・キチコバ・アナトリア・シャルハコビナ学校です。
行なわれていたのは「チェス」の授業。カルムイクの公立学校ではチェスが必修科目となっているので、ほとんどの子ども達がプレイをすることができます。私も子ども達と一緒にチェスのルールを教えてもらいました。

 子ども達にチェスを教えている背景には、チェスの天才、カルムイク初代大統領キルサン・イリュムジーノフ氏の存在があります。氏はなんと、4歳にしてチェスの大会で見事王者に輝いたのだそうです。
今やチェスは、カルムイク国民にとって最も身近なボードゲームで、1998年にはチェスの世界大会も開催されています。市内には、チェスの駒のモニュメントが点々と建てられている「チェスシティー」と呼ばれる区画があり、チェスの歴史がわかるミュージアムやエンターテイメント施設が設けられています。

 チェスの他にも、カルムイク独特の科目が授業に取り入れられています。それは、「踊り」の授業です。

「子ども達がきれいな民族衣裳で音楽を楽しんでいて、すごくうらやましいなあって思ったよ!」 “ペコより”

 私が訪ねた日が夏休みだったにも関わらず、カルムイクの伝統衣装を着た子ども達が、歓迎の踊りを披露してくれました。
カルムイクの踊りは、肩を前後に小刻みに揺らして、つま先立ちで早いステップを踏みながら舞うのが特徴です。男性は肩幅を強調する衣装とブーツ、女性は裾の長い原色の衣装を着て、鮮やかな鳥が舞うようにとても美しく踊ります。
子ども達は幼少期から家族や親戚などの集まりでステップを教えてもらいながら育つのだそうで、今すぐにでも大きな舞台に立てるくらい、素晴らしい出来栄えでした。

 また、多くの子ども達が三味線に似ているダンブラやアコーディオンなどの伝統楽器の演奏技術も身に付けていました。国内最大の仏教寺「釈迦牟尼黄金僧院」で行われる、年に1度の音楽奉納には、そんな子ども達が全国から200人以上も集まって、演奏に参加します。

 ロシアやカルムイクの学校の夏休みは、6月頭から8月末までの3ヶ月間もあるのですが、子ども達は夏休みの間にたくさん開催されるフェスティバルやショーなどのイベントに積極的に参加して、自分の芸術スキルを磨くのだそうです。
子どもの頃から自然な形で伝統文化や芸能に関わらせて、次世代へと継承していく仕組み。見習うべき素晴らしい点がたくさんあるように思いました。

 次回も、カルムイク共和国編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

ERIKO(エリコ)
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