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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

カルムイク編 Vol.3 「“たくさんの家族”に価値を置く、カルムイクの人々」

 今回も引き続き、モンゴル系の人々が暮らす仏教国、ロシア連邦カルムイク共和国のお話です。

 私とペコちゃんが訪れたのは、カルムイクの首都、エリスタです。10万人の人々が暮らすこの街には、たくさんの寺院や仏教建築物が建てられています。
 過去に3度も訪問しているダライ・ラマの写真は、街の至る所で見かけます。現在は、国同士の問題でビザの発行が難しく、なかなか訪問できない状況のようですが、カルムイクの人々は、偉大な存在であるダライ・ラマの再訪が叶う日を待ちわびています。
 生活リズムを大きく左右しているのは、仏教のカレンダーです。お祈りの日、断髪の日、遠出をしても良い日などが書かれていて、カレンダーを見ながら1日の活動を決めます。日本の大安、仏滅などの六曜の暦注と似たような感覚ですね。

 では、チベット仏教を信仰するカルムイクの人々の日常の暮らしをのぞいてみましょう。

 今回滞在させていただいたのは、お父さんがガスの修理師、お母さんが政治家の、チュジャエバ家です。
 ロシアでは毎年、文化や習慣の継承に励むなどの見本となるような素晴らしい功績を挙げた家族が、各州から1家族ずつ選出される「家族賞」というイベントがあり、チュジャエバ家は2018年のカルムイク共和国代表に選ばれています。

チュジェエバ家

 チュジェエバ家には、5人のお子さんがいます。4男1女の兄弟で、最年長は16歳、最年少はまだ蒙古斑がしっかり残っている1歳4ヶ月のバドニャ君です。
 カルムイクでは、子どもが5人いる、というのは決して珍しいことではありません。出生率がとても高いこの国では、子どもの数の平均は3人。日本と比べると、とても多いですね。婚期も早く、多くの方が男女共に25歳までに結婚し、第1子を授かるのだそうです。

 この背景には、カルムイク人の人生観があります。
 カルムイク人に出会い、自己紹介を済ませると必ず「家族は何人いますか?」と聞かれます。彼らは決してプライベートに踏み込むようなつもりはなく、「仕事は何をしていますか?」と同じ程度の、ありふれた質問をしているだけです。
 相手の家族構成などが、信頼や人となりを判断する材料となります。カルムイクは立派な仕事を持つことよりも、家族を持つことの方が評価される社会なのです。

いろんなお肉料理があって、びっくりしたよ! “ペコより”

 さて、そんなチュジェエバ家の子ども達は元気いっぱい!
 私とペコちゃんが滞在していた時、3ヶ月も続く長い夏休みの真っ最中でした。
 チュジェエバ家の子ども達は働きに出かけている両親に代わって、小さな兄弟の面倒をみたり、掃除や食事の準備や片付けをしたり、家畜の世話をしたりと大忙し。
 彼らは親への依存度がとても低く、子どものうちからしっかりと自立しています。私はその様子に感心しきりでした。

ドトゥル

 今回の締めくくりに、カルムイクの食卓をご紹介します。
 スープ料理や野菜を使った料理をよく食べるロシアに対し、カルムイク人の主食は「お肉」です。私達と同じように1日3食が基本ですが、なんと朝から肉料理が出てきます。
 カルムイク人が好んで食べるのは、羊、牛、鶏肉です。特に羊の内臓を全て使った「ドトゥル」はカルムイク人のソウルフードで、みんなの大好物です。ホルモンを取り出して洗い、長時間煮詰めた後、細かく刻み、ショートパスタを混ぜて炒めます。内臓を調理するため、煮込んでいる間は独特な匂いが部屋に充満するのですが、カルムイク人にとってはたまらない香りなのだそうです。

 この国の人々は、自分達の食事の前に、「オムマニペドメフン」と唱えながら仏様に食事を供えます。カルムイクのユニークな食生活や信仰に基づいた暮らしの中に、彼らが辿ってきた歴史が息づいていました。

 次回も、カルムイク共和国編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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