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ERIKO&ペコちゃんの旅~ERIKOさん&ペコちゃんが訪れた世界の国の文化や習慣をご紹介~

このコーナーでは、ERIKOさんとペコちゃんが一緒に旅をした、世界の国々の文化や習慣をご紹介しています。

ERIKO(エリコ)さんのプロフィールはコチラ

タタールスタン共和国編 Vol.2 「タタールスタンの夏の祭り、“サバントゥイ”」

まぶしい太陽の下、みんなでお祭りを楽しんだよ!”ペコより”

 ロシア最大の少数民族タタール人が暮らす、タタールスタン共和国。
 先祖と言われているテュルク系ヴォルガ・ブルガール人のハン(王)が、9世紀にイスラムを受容し、最北のイスラム国家となりました。当時首都だったボルガルという町には、ギネスブックにも認定された世界最大のコーランが展示してあります。

 この国には多くのロシア人も暮らしていて、公用語はロシア語とタタール語です。街の標識やアナウンスも2つの言語が使用されています。タタール人には、髪が黒くエキゾチックな顔立ちをしている中央アジア系の人と、金髪で白い肌に青い瞳の人がいるので、ちょっと見ただけではロシア人との区別はつきません。

 あまり知られていませんが、タタール人と日本人は、日露戦争時に島根県江津市和木真島沖で起きた、ロシアの戦艦「イルティッシュ号」の事件で関わりを持ったこともあります。
 損傷のため沖で沈没しそうになっていたイルティッシュ号の乗組員を、島根の人々は敵国にも関わらず手厚く保護したのですが、その乗組員の多くがタタール人だったのだそうです。

 タタール人はロシア革命から逃れ、様々な国へ移住した歴史を持っています。その各地でタタールの言語や文化が継承されたため、今でも世界中にたくさんのタタールコミュニティがあります。比較的大きなコミュニティがあるフィンランドや中国は、その1例です。
 日本にもかつては神戸と横浜にタタールコミュニティがあったのですが、戦後、日本に残ったタタール人達はトルコ国籍を与えられたため、その多くがトルコへ渡ってしまいました。トルコの高齢者に日本語が流暢な人が多いのは、彼らが以前日本に住んでいたタタール人だったということが影響しています。
 世界のあちらこちらで暮らしているタタール人は、4年に1度、首都のカザンで行われる「世界タタール会議」で大集結します。これは文化継承を促進する大会で、タタール人としてのアイデンティティを再認識できる大切な機会です。

 今回私とペコちゃんは、雪解けの季節である6月に毎年行われている豊穣を祈る祭り、「サバントゥイ」にお邪魔しました。
 タタールスタンは近代的な建物が建ち並び、IT産業が非常に発達した国ですが、穀物を中心にビーツやジャガイモなどの野菜の生産も盛んで、なんとロシア連邦で4分の1ものシェアを誇っています。
 その昔は同じ6月に首都のカザンで、他の村人同士が知り合って交流を深めたり、結婚相手を探したりすることを目的とした「ジエン」と呼ばれる別の行事も行われていました。現代のサバントゥイは、この同じ季節に行われていた2つのイベントが、後に1つに統合されたものです。

 サバントゥイで1番大きなイベントは首都のカザンで行われているのですが、規模は小さいものの、各村々でも同様の祭りが行われています。

サバントゥイの伝統的なスポーツ競技”キョレシ”の写真

 サバントゥイのメインイベントは、伝統的なスポーツ競技です。
 中でもタタールのレスリング「キョレシ」は、みんなが白熱する注目のスポーツ競技です。相手の腰にかけたタオルを持って相手を枠内から出したり、ノックダウンしたりするスポーツなのですが、まるで日本の相撲を見ているかのようです。古くからキョレシの優勝者には羊が贈られていたのですが、今回の景品は、なんと車でした!
 祭りではキョレシの他にも、競馬、柱のぼり、豊穣を祈るための舞いや歌などが披露されていました。

 祭りはその国の文化や歴史を改めて強く感じられるイベントです。
 日本でも、夏になるとたくさんの祭りが開催されますね。今年みなさんは、どんな祭りに足を運びたいですか?

 次回も、タタールスタン共和国編をご紹介します。お楽しみに。

ERIKO(エリコ)

モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

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